http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/
『クリスマス キャロル』を観ました。クリスマス当日まで上映してくれるといいのですが、3Dは『アバター』に以降しつつあるようで、上映映画館が限られています。
3Dで観ると、ゴーストの動きとか降る雪に奥行きと迫り来るリアリティーがあって、とても美しかったです。感動して涙してしまいました。雪が私の身体の上に落ちてきそうで、手のひらで受け止められそうで、映画の一部になったような気がしました。
でも、3Dだと字幕ではなくて、吹き替え版になるのが、ちょっと残念。
キリスト教色の強い映画だし、キャラクタービジネスにもならないし、興行的には儲かるのかどうか良くわかりませんが、純粋に映画として素晴らしい、心を打つ作品です。昨年(?)のPolar Expressもよかったけれど、クリスマスのシーズンにクリスマスらしい贈り物のような映画が作られるところに欧米の良心を感じます。
金が全ての守銭奴ではない私だけれど、この物語とこの映画の主人公スクルージについて凄いと思うのは、悪い意味から良い意味まで、生きることへの執着心が強いこと。そういう人は改心するチャンスがあるのかもしれない。
生きること、稼ぐことへの執着心や、それらが正義と言いきれる気持ちが萎えてしまったら、人は、どう改心すればいいのかしらん?生めよ増やせよ地に満てよ!従来の道徳や宗教は、その疑問に答え得ないような気がしてならないし、現代人の悩みの根本にあるものは、お金になる仕事や往々にしてゴミになる生産活動に、積極的な意義を見出せないことかもしれません。
儲けたお金をキャリティーとして、貧しい人に多く分配できれば、それで全て◎というわけでもない。人の良心につけもむ詐欺のような、活動家の自己満足の為のチャリティーも、集めたお金がNPOの人件費に消えるだけのNPOもある。お金を正しく儲けて、生存し、活用し続けること自体が大変な世の中。
金が全て(守銭奴)として生きても、金が全てでないと言い切って(偽善者)も、嫌われ者にはなりそうです。
春あたりに公開予定のThe Alice in the Wonderlandの3D版も楽しみです。アリスもうさぎも、キャラクターとしても、魅力的。