皆さん、こんにちは。

 

奈良市でケアマネジャーをしています

 

【つむぐみらい】の山崎みちおです。

 

 

現役ケアマネジャーとして介護の仕事に従事しながら、

産業ケアマネとして【仕事と介護の両立支援】をしています。

 

 

昨日はケアマネジャーを紡ぐ会が主催するセミナーで司会進行をさせていただきました。

 

 

 

 複雑で多様

 

独立行政法人労働政策研究・研修機構

副統括研究員 池田心豪先生をお招きして開催したセミナーです。

 

 

昨年の11月23日に開催した

『介護離職防止を考えるフォーラム2023』でも基調講演をいただき大きな反響をいただきました。

 

 

 

昨日のセミナーで改めて感じたことは、

 

何度も何度も自分に問わないといけない問題だと感じます。

 

それは

介護は複雑で多様であることです。

 

 

 

 

 一つとして同じ形はない

 

介護休業制度の取得率 1.3%

 ※厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」より

 

ほぼ活用されていないことがこの数値からわかりますが、

なぜここまで利用していないのか。

 

①介護が複雑で多様であること。

②他の制度(有給や時短など)で代替できている。

 

この二点が重要になると考えます。

 

介護を受ける人の状態

介護をする人の置かれている状況

生活スペース

地域の介護サービスや社会資源

どれ一つ同じ形はありません。

 

認知症を発症された方への介護、

脳血管疾患により半身に麻痺が残った方への介護、

年齢を重ねて衰えた方への介護、

 

これも全く違います。

 

介護には

 

この制度があれば大丈夫!!

 

というものはなく、

いろんな制度など活用しながら柔軟に対応していくことが求められると考えます。

 

介護を受ける人はもちろん、

介護をする人への支援の輪も広めていきたいと思います。