BOCAが壮絶な優勝争いを制し、リーガ王者に!!!
BOCAがアルゼンチンリーグ優勝!!!
今朝、リーグ首位のBOCAと2位のラシンがAM5:00同時刻にリーグ最終節に挑んだ。両チームの勝ち点差は１。BOCAが勝てば、自力優勝となるが、引き分けか負けた場合は、2位ラシンの試合結果によって優勝を逃す可能性もあった(BOCAもラシンも負け、3位のウラカンが勝利すれば、ウラカンの逆転優勝も有り得た)。
しかも、優勝を争う首位BOCAの対戦相手が2位ラシンのライバル「インデペンディエンテ」となり、2位ラシンの対戦相手がBOCAの永遠のライバル「リーベル」になるという、偶然も重なった。
試合は同時刻にスタートし、優勝争いは、最後までエキサイティングな内容であった。
両試合の流れは以下の通り；
〇32分：インデペンディエンテが先制を決める(BOCA０―１インデペンディエンテ)
→ ラシン０―０リーベル（この時点では、ラシンが優勝）
〇37分：BOCA(ポル・フェルナンデス)が同点に追いつく（BOCA１－１インデペンディエンテ）
→ ラシン０－０リーベル（この時点では、BOCAが優勝）
〇50分：BOCA（ビジャ）が追加点を決める（BOCA２－１インデペンディエンテ）
→ ラシン０－０リーベル（この時点では、BOCAが優勝）
〇56分：ラシンが先制点を決める（ラシン１－０リーベル）
→ BOCA２－１インデペンディエンテ（この時点では、BOCAが優勝）
●80分：インデペンディエンテが追加点（BOCA２―２インデペンディエンテ）
→ ラシン１－０リーベル（この時点では、ラシンが優勝）
〇81分：リベールが同点に追いつく（ラシン１－１リーベル）
→ BOCA２－２インデペンディエンテ（この時点では、BOCAが優勝）
〇90分：ラシンにPK。アルマーニが止める（ラシン１－１リーベル）
→ BOCA２－２インデペンディエンテ（この時点では、BOCAが優勝）
※決まっていれば、ラシンの優勝
〇95分：リーベルが逆転ゴール（ラシン１―２リーベル）
→ BOCA２－２インデペンディエンテ（BOCAが優勝）
国内タイトル数、リーガ優勝回数でアルゼンチントップに！
BOCAはこの壮絶な優勝争いを制し、クラブ創設以来73回目のタイトル(2位リーベルが69回)を獲得。国内タイトル数では51回目となり、国内タイトル数でもリーベルと並び、同数のトップとなった。
※左が総タイトル数、右が国内タイトル数
競争は、勝者も敗者も決める。しかし、健全な競争がなければ、このようなドラマは生まれない。そういう意味で、どんな状況（勝てばライバルチームを優勝させる）でもチームへの誇りに賭けて全力で戦ったリーベルやインデペンディエンテもリスペクトすべきコンペティターであった。
欧州トップリーグに比べ、華はないかもしれない。しかし、地元のプライドを賭けたサッカー本来の戦いがアルゼンチンには残っている。そして、この魅力が失われることはないだろう。
Viva BOCA!!! Viva el Futbol!!!
ボカ・ジュニアーズ日本支部
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