深く、深く | Passion & Chaos

深く、深く

揺れてますね、ここのところ特に・・・
とにかく1回の揺れが長い。。。
その後、なんとなく揺れてる感じが続きますし。
 
被災地のみなさんはもっともっと不安な日々を過ごしていることと思います。
 
前の日記に書いた様に、「元気」だけでも出して行きますよー! 
 
とにかく、少しずつでも日常を取り戻していかなくちゃいけないので、
日々、
歌い、
曲を創り、
本を読み、
DVDを観て、
そして桜を見て選挙に行って。。。
 
 
昨日読んだ本は、
最近お気に入りの、吉田修一さん
の書いた『静かな爆弾』
 
正直、ちょっとモヤモヤが残ってますが(笑)
 
やっぱり『悪人』、読もうかな~・・・
 
 
ところでみなさん、一度読んだ本って読み直しますか?
それとも読み直しませんか?
 
1回読んでさっぱり内容がわからなかった本とかは、
そりゃあ読み直すんですが、
僕は、そうでもない限りは実はなかなか読み直さない・・・
 
でも、読み直すと、
細かな表現やニュアンス、伏線に気づいたり、
作者の意図をより深く理解できたりすることが多いんですよね。
 
当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。
僕がちょろっと読む、その何倍も何十倍も何百倍も
作者は深く深く思考し、綿密に練り上げて、推敲を重ね
書き上げたんですから。
 
せっかく愛を受けてこの世に生み出された作品だから、
僕も精一杯、読み込んでみる。
僕はそういう心持ちでありたいなと思ってます。
 
 
映画もそうですよね。
小さい頃に見た、超メジャー作品『七人の侍』を、
ふと思い立って見てみました。
さすがに小さい頃過ぎて、白黒の激しい映画、
なんていう陳腐極まりない感想しか覚えていなかったんだけど(笑)、
今、見ると、ありきたりながら新鮮ですね。
娯楽作品としても、そして自分の中で抱いていたイメージを覆してくれるという意味でも。
 
あまりにも有名な作品なので、あえて印象に残ったセリフを1つだけ挙げると、
リクルーター五郎兵衛が見つけた平八を紹介する場面。
「腕はまず、中の下。しかし、正直な面白い男でな。
その男と話していると気が開ける。苦しい時には重宝な男と思うが。」
 
最後の、「苦しい時には重宝な男と思うが。」
ここ、かなり好きです。
確かに、多勢の野武士相手に戦うので、苦しい展開になるのはわかっている、
だからこそのセリフかもしれませんが、
これは現代の「チーム」にも同じことが言えるような気がしますね。
 
ピンチの時こそ力を発揮する、
それはメンタルの強さであったり、周りを笑わせられる能力であったり、
そういう頼れる男にならんといかんなー。
 
 
 
さあさあ、平八に負けないように、
来週末の関西遠征、そして月末のLive@表参道に向けて、
しっかり準備進めるぞ~!!!
 

 
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