#ヴィクトリア 鑑賞。

来ましたよ。久々に僕好みの作品が‼︎ タラララ〜♪
(#ゼルダの伝説 の#リンク が宝箱開けて重要なアイテムだった時のBGMw)
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全編1カット140分映画‼︎(スタッフロール含む)
カットとカットを繋ぐとかの小細工的編集も無し。
視覚効果(#VFX )も無し。
俳優達に渡したのは、わずか12ページの脚本。
俳優たちは、即興でセリフを発し、
撮影中に発生したハプニングも含め、ベルリンの街を舞台に行動する登場人物たちの姿をリアルタイムで追う作品。

物語の開始時間4:30。
物語の終了時間約6:50。
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全ての人にオススメ出来る作品ではないですが、ワンショットムービーが気になる方には、オススメしたいです。
ちなみに個人的には好きな映画です。
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今作は語りたいことがいっぱい。
いつも通りのだらだら長文あるよ〜。今回は酷評要素から。
(いつも通り、ネタバレ全開で行くよ〜( ̄▽ ̄)


弱点その①
本編の映像が流れるまで少しスタッフロールが長い。(1分弱)
本編映像上にスタッフロールとか出したくない。という意図が分かります。(加工なしの1カットであることの意思表示。且つ1カットに挑んだ俳優さん達に対する表彰と敬愛という意味も含めて)
確かに意図は分かるんですが、1名ずつ載せていったので、いきなり本編始まる前に少し退屈に(^▽^;)w

弱点その②
画面が映ったと思ったら、#ポケモンフラッシュ ばりのライトビカビカの光量がちょっと目に辛い。
ポケモンフラッシュみたいに赤、青、白ではなく、全部白なので症状は出ないと思いますが、結構眩しくて、それがビカビカなるから目にくるw
最初のシーンが、ダンスクラブの場所からなので仕方がないといえば、仕方がないですが…

1ショットであるが故の賛否両論点。
・主人公が尻軽女、アホ女に見える。
主人公の女性が、ダンスクラブの帰りに初めて会う酔っ払い4人グループと出会う。そして、そのグループと夜の街を帰路するのだが……
いやいや(^▽^;)ヤバイだろw この女性は、身を守るという概念は無いのか?というぐらい素直で良い子みたいな感じなのが、逆に女性は引くのではないでしょうか…
(それともベルリンに住む男性は全員紳士なのか?w)
しかもお互い酒飲んでるし…
男の方は大体ベロベロ。朝の4時…
あってまだ2分くらい…4対1…
もう頭ん中はヤバイ方向へのワンショットしか思い付かず…(^▽^;)w
そっちの方向に頼むから進まないでほしい…と祈ってました。
(結局男4人は、馬鹿だけどそういうことはしない『仲間』的な奴らでした。)

おまけに1カットがあるがゆえに今日会ったばかりで、キスシーンですよww思いっきりw( ̄▽ ̄)耐えれない人は耐えれないと思います。
例えお酒の酔いがあるからといって、これは…という方には、面白くない作品だと思います。

そこさえ受け止めれるのなら、後は楽しめるんじゃないかと( ̄▽ ̄)


ではでは!お待たせしました!
絶賛要素行きま〜す。( ̄▽ ̄)

強点その①

長回しだからこその各シーンの終わり告げるような『静寂の空気感』が最高。
.最も好きなシーンは、開始5分くらいで発生しました。
ダンスクラブでダンスをする主人公。
明日の仕事もある為、最後にスコッチ?(ウォッカ?)をワンショット…クイッ!
としてから帰路に着こうとするシーンである。
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先程のダンスクラブで踊っていたシーンとは打って変わって、騒がしさから静寂になっていく…
当然といえば当然の出来事なのだが、この孤独な空気感が映画で観れるのが堪らなかった。
お店から出て…
(地下にあるお店なので)階段上がって…
止めてた自転車の施錠を外して……
と、全くもって『映画映えしない』…
普通の映画ならカットですよ!カット!w
しかし寧ろ、この映画映えしない様なシーンこそ、僕らの世界への地続き感を感じます。

例えば、飲み会で飲んでる時は楽しいけど、
帰路に立って一人で帰る時、さっきまでの楽しさとは一変する、あの静寂の空気感……

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このシーンからは、
その『空気感』を思い切り感じられます。

この映画全体からも
『始まりがあれば終わりが来る』
というのを感じさせてくれる構成となっており、1カットだからこそ出せる流れの映像としては、とても贅沢に感じさせてくれました。


強点その②

キスシーン
久々にキスシーンで萌えてしまいましたww( ̄▽ ̄)
恋愛要素もあるので物語後半ともなると、
お互いダンスしているのですが、
中々キスしないんですよ、これが!ww
「唇そこまでいってる!』
近づいては離れ…近づいては離れ…
映画が始まってまだ1時間半…
1時間半前に初めて会った男…
お酒や薬に酔った勢いもある…
そんなにチャラくていいのか…
などなど…
様々な葛藤、理性、自制心、本能がぶつかりながら、
顔が近づくも離れ…後一歩で唇が重なりそうになるが離れ…
が繰り返される…

僕の心の中は、

『うわぁぁぁぁぁ‼︎』と叫びながらキュンキュンヘブン状態でしたww
『頼むから早くキスしてくれ〜‼︎俺の心が持たんんんんんッ‼︎』
と久々にキュン死にさせられましたww(^▽^;)
キスした時は、思わず👏しちゃいました。
(唇が触れる迄のシークエンスが最高でした。)


その後に強点その①で書いた『終わる』シークエンスがくる予感がしてたけど…それでも…だからこそ…その時のシーンを思う存分楽しませて、祝わせて、いただきました。


強点その③

2時間20分後に受けるリアルタイムに感動。
物語として、最後の終わり方については、賛否両論だと思います。
僕もあまり好きではありませんが(^▽^;)
どちらかというと最後の結末よりも、最後まで観た時の『観客側』と『映画側』で同じ2時間20分が経過したことに深く感動してしまった。
2時間20分もあればここまでのことが可能なのか…
ここまで人生に差が出るのか…と同時間軸にいることが信じられないくらい人生の濃厚さに差があることを突きつけられた気分でした。


強点その④

主人公の#ライアコスタ が可愛いし、素晴らしい演技力を見せ付けられました。
見た目は普通の女性感がありつつも、何故か可愛く見える…とても良い俳優さんに見えました。
ゲーム#BEYOND #Twosouls のジョディ(超能力無し版)を見ている気分でした。
そして、このライアコスタの演技力が凄い。脱帽しました。
1カットだからといって、当然泣くシーンなんてあるわけですよ。
(泣けなかったアウトですよw)
それなのに30分後等の泣くシーンでごく自然に見事に泣いている‼︎👏
このカメラが回ってからの何分か後に見事に泣いている点は最早、演技の枠を超えて、
一人の女性の存在をそこに感じさせてくれました。

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#victoria
#movie #映画
#ライアコスタ
#フレデリックラウ
#セバスチャンシッパー

 

 

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