パソコンがお留守の間

スマホには手間を取られるものの

必要最小限でギブアップで

隙間時間に読んでみました。

 

目の力的にも

脳の力的にも

文庫本一冊、読めました。

 

BBA的に快挙?安心しました。

 

 

内容は先に見た映画とはかなり違っていて。

 

映画を2回(?)見てあの曲を創った風くん。

その曲にピッタリなMV。

 

そして多分読んでいないだろうに

原作にもピッタリで。

わかっていたけれど

知っていたけれど

すごい人です、藤井風。

 

映画が原作のエッセンスをしっかり汲み取った、

と言えるのかもしれないですね。

時間的制限があるから

エピソードが削られたり

言葉たらず、表現たらずになった面は仕方ないのかな???

 

BBAの読書感想としては

ん〜今の若者はこんな感じなのね〜という

やっぱりよくわからないです。

泣く要素は無かったなあ。

 

BBAの時代には

結婚前提でも同棲なんて御法度だし。

 

それぞれの部屋があって

ただの同居人、同性の同居人のような暮らし方。

 

贅沢だなあ。

あ、医師と獣医師のカップル(←古すぎ?)だから

経済的余裕はあるのか。

 

一口に家庭といってもその在り方は千差万別。

時間と共に

年齢とともに

周囲と共に変化もしますし。

 

BBA的には

同居人として完成すればいいのかな、とも思います。

愛を全うするには。

時間を経て究極の平和な家庭は

そのようになっていってる気もします。

 

私的には中途半端に断ち切られた感が強いです。

 

元カノが旅に出た経緯は

厳しい現実と向かい合った身としては

かなり荒唐無稽、無理があるなあと思いますが

映画にのみ出てきた事情を排除して考えると

それもアリなのかなあ。

 

ラストは映画にあったギョッとする展開が

原作には無くて

その点は良かったです。

 

映画のようなことがあったら

その後の二人の関係が変わってしまうように思えるので。

 

ということは。

やっぱり関係は常に流動的で

自分たちだけでは制御できないし

できる、と思うのも傲慢で

できないなりに

誠実に過ごす時間の積み重ねでしょうか???

 

愛を終わらせない方法は

常に誠実に対峙し

柔軟に対応する、かな。

 

なんにせよこれも風くんが導いてくれた世界です。

この人と出会えて本当に良かった、と重ねて思いました。