まあウルサイBBAになっちゃいますが。

クレーマーですが。

 

今朝の朝ドラ、戦時中から戦後まで一気に描かれました。

 

父がハイティーン、実際に経験したことです。

だから違和感もあるのです。

 

主人公の弟、

帝大へ進学するため岡山の進学校に通っていました。

帝大進学を目指すのは旧制高校。

旧制中学は義務教育ではなく

小学校卒業後5年あります。

つまり13歳から17歳、現在の中一から高二です。

 

その後、旧制高校。

ここは3年制で現在の高三から大二。

 

旧制高校は全国区で特にナンバースクールと呼ばれる学校は優秀です。

東京の一高はレベル高すぎだから

弟くんは岡山の六高に進学したのかな。

 

当時、旧制高校の定員と旧制大学の定員は同じくらいなので

旧制高校進学=大学進学とみなされていたようです。

 

だから。

岡山に進学する際の弟くんが幼すぎるようにも見えました。

 

戦時中は若者を早く一人前にするため

5年制中学を4年で卒業させる4修という制度がありました。

でも旧制高校を2年で終える制度はあったんでしょうか???

 

父が実際に旧制中学4修、旧制高校から帝大進学ということで

何度も聞かされた話だから。

各々同窓会名簿に4修という区分はあっても

高校の2修ってのは無かったような。

 

こんなことも知らない、わからない人が増えます。

仕方ないことです。

でも、調べてみてほしいと思います。

 

確かに勤労動員ばかりで勉強はできていません。

父も旧制中学時代から勤労動員してたし

進学後もしばらく中学のくくりで働いた、とか。

そして中学卒業後の進路はさまざまで

旧制高校組は嫉妬の対象であった、とか。

 

やがて高校のくくりで勤労動員に出て

家から離れて合宿状態で道路整備(?)に当たったとか

終戦の日は

お昼に集められてラジオを聴き

午後からの仕事は無しになって

道具類は打ち捨てられていた、とか。

 

学校も焼けてしまったので

別の場所の仮校舎に通ったとか。

 

旧制高校は父の二学年下くらいで消えています。

もう存命の卒業生もわずか

同窓会もずっと開かれていません。

 

忘れ去られるのも仕方ないけれどさびしいね。

 

 

 

末っ子が岡山へ進学、ということで

風ファンの方が反応されていましたが

残念ながら風くんの出身校は昭和62年創立なので違いますね。

 

各地の旧制高校は

その地の新制国立大学に引き継がれているようです。

 

ちなみに旧制大学は今の大三から院(修士)1まで

現在より一年勉学の時間が長かったそうです。

 

 

今朝のドラマにも父はとても反応していて

何か言うのですが

ほぼ聞き取れなくて。

 

父も空襲の下を逃げたしね

親族を失ってるしね。

年上の従兄三人は戦死して

幼馴染は空襲で亡くなって。

 

戦争だけはダメだ、とまた言っていたのかな、きっと。