今も独身時代、一人暮らし当時のものを使っています。

 

特別なものではないけれど

当時は百均とか無かったし

そこそこしっかりしたものなんでしょうね。

 

結婚して同居が始まって

何日めか忘れたけれど

義母がカレーを作りました。

 

私が配膳して。

 

でも食器棚にカレースプーンが3人分しかないんです。

 

あ、私の分がない。

 

こそっと自分の荷物からスプーンを出してきました。

確か箸とか皿とかいくらかは持参していたんですよ。

実家に置き場所もなかったし。

 

意地悪とかではなくて

単純に気が付かないだけ、だったと思っています。

 

夫婦茶碗、夫婦湯呑み、夫婦箸は用意されてたし。

 

そもそも昔流のお見合いですし

持参するもの(嫁入り道具)については仲人さんが間に入って

あれこれ話し合っていたはずです。

 

例えば洗濯機や冷蔵庫はいらないけれど

掃除機はあったほうがいい、とか。

 

実際、やっぱり一人暮らしで使ってた

小さい冷蔵庫は持ち込みました。

飲み物とかアイスクリームとか

いちいち一階の台所に取りに行くのも億劫だし。

 

体調の悪い時のアイスノンとかね。

 

洗濯物はここに干して、と言われましたが

干す道具がありません。

この辺り私は当然余分があると思っているし

義母は嫁入り道具に入っている、と思ったのかもしれませんね。

 

嫁入り道具は大時代的な目録があったんだけどな。

ちゃんとみてなかったのかな????

 

ま、そんなこんなで

スタート時点からスムーズとはいかない同居生活でした。

 

だからそのスプーンを見ると

今でも思い出してしまいます。

おそらく今、新しいスプーンを用意しても一緒でしょうね。

 

当時の義母は今の私より若かったけど

その時どんなふうに思っていたのかな???