今回は、『ザ・ウォーク』です。ジョゼフ・ゴードン=レビット主演。
1974年8月、フランス人のフィリップ・プティがWTCの2棟の間に幅2.2cmのワイヤーを掛けその上を歩いた。その高さ、地上411メートル。驚くべき実話の映画化。
正直公開前の劇場予告がいつもいつもゴリ押しで辟易していたんですが、実際観てみると、3D凄いと言わざるを得ない、とても楽しい体感映画でした。はっきり言って、ストーリーはどうでもいいです。とにかく、高さを感じてもらいたいです。高所から見下ろすと足が小刻みに震えるあの感覚を、映画館で覚えたのは今作が初めてです。それに、物が落ちてくるシーンで思わず両目をつむってしまいました。これは、当然3D映像技術の向上が貢献しているのですが、それと同時に製作側も3Dの使い方にようやく慣れてきたのかなと思いました。これまでも数々の3D映画がありましたが、何の為に3Dにしているのかな?と首をかしげるものも少なくありませんでした。しかし、今作はまさに3Dの為の映画であり、3D映画の歴史に名を残すものであると感じます。ジョゼフのフランス訛りの英語が僕にはどうにも馴染めなかったのですが、この1点以外はとても楽しい作品ですので、是非カップルや家族連れでご鑑賞ください。