今回は、『オデッセイ』です。原題は、『The Martian』。
ようやく溜めに溜めてしまっていたブログ更新が、今まさに公開中のホットな作品に追い付きました。記憶が新しいので、これまでよりも少しだけ精密にご紹介できることと思います。
映画館やTVスポットで嫌というほど宣伝されていた本作が、ようやく公開に至りました。アメリカ本国では、既にゴールデン・グローブ賞の作品賞及び主演男優賞を受賞。また、アカデミー賞も作品賞をはじめ7部門にノミネートされています。期待値をグッと上げて観賞しました。
率直に言えば、ちょっと期待ハズレ。理由は、音楽の使い方です。GG賞は、ミュージカル・コメディ部門での入選でしたし、映画評論家の町山氏の解説でも、作中のディスコチューンのお話をされていましたので、僕はてっきり『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』的な雰囲気の作品を期待していました。でも違った。これは、ユーモアと科学で生き延びるサバイバルちょっとコメディ作品でした。「ちょっとコメディ」というのは、全編通して常に笑えるというような作品ではないからです。所々クスッと笑える箇所が散りばめられている、そういう意味でちょっとコメディという表現をしています。
それよりも、特筆すべきは科学の面白さと楽しさを描いてくれたこと。学生時代、理数系は苦手で大嫌いだった僕でも、科学って面白いと思わざるを得なかった。一番気になったのは、水を精製する場面。なるほどなー、そうやって水作るのか、とすごい納得した。実際のNASAは、Water Recovery Systemという水再生システムを既に開発しているらしい。尿などをろ過し浄化して再生する。
素晴らしかった俳優は、カプーア博士を演じたキウェテル・イジョフォーです。正直マット・デイモンより個人的には好きです。
本作は3Dで公開されています。是非、3Dをオススメします。砂嵐のシーンは本当に目の前に嵐が舞っているような感覚になります。ですので、是非劇場でご覧ください。