Bob's Life ~直腸がん入院編~ -5ページ目

Bob's Life ~直腸がん入院編~

35歳で直腸がんを罹患したbobtakaの病気発覚から2回の手術の入院の日記。2008年現在は、元気に排便障害と格闘中!

晴れのち曇り
6:00
今日から五分粥での食事!
洗顔、ひげ剃り、さっぱり。わくわくして食事を待つ。

7:30
待ってればいいものを、食事が来るのを待ちきれず盆を取りにいって、右肩筋肉痛に。久しぶりとはいえ、ここまで体力落ちていたか・・・。とほほ。
おかゆとほうれん草のみそ汁。ツナのさいころ焼き?と野菜のおひたし。
ゆっっっっくり味わう割り箸
じわぁ~~~ニコニコあ~美味しい。幸せ~。
量は、ほんとにちょこっとだけ。でも、ゆっくりゆっくり味わいながら頂き、本当に美味しかった。ちゃんとご飯食べれるようになりました。感謝感謝。
後で気づいたのですが、これ全部食べなくても良かったらしいです。というより、食べるべきではなかった。後から、えらい胸焼けに・・・。おえ~。

8:30
朝の検診時、K先生が来て、背中の麻酔針(痛み止め)を抜いてもらう。これで、毎日歩く時に瓶状の痛み止めの薬入れを首からぶら下げずにすみます。こうやって、一つずつ管がとれていくのは、なんだか嬉しい。

9:00
病棟を周回。その途中で、妻に電話。食事の感動を伝える。しかし、胸焼け。おぇ~ガーン

10:00
栄養士の先生らしき人が部屋に入ってきて、今朝の食事の残り(完食!)を見たらしく、「いきなり食べ過ぎ!!」と注意される。いきなり食べ始めると、胃や腸がびっくりして腸閉塞になってしまうかもしれないらしい。出されたからといって、全て食べる必要はないとのこと。ゆっくりかんで、最初は半分ずつくらいから徐々に増やしていきましょうと。
んな事言われたって、こちとら出されたものは、完食するように育ってきてますからっ!といいつつも、やはり食べ過ぎでした・・・あせる

10:30
着替え後、妻と長男、両親が来てくれました。
長男は、びびっちゃっているみたい。借りてきた猫のよう。術後初めてだったので、顔を見ただけでちょっとうるっときてしまいましたカゼ元気にがんばっている様子。おりこうだ!
両親はすぐ帰り、妻と長男とデイルームへ。ただ、子供にとっては病院ではなにもすることがなく、退屈そうなので、ちょっとだけ話して1Fの玄関へ。ちょっと外に出てみる。長男喜び、走り回る。
その後、地下の売店でお菓子を買ってあげ、自分用の腹帯の予備も購入。そしてそのまま、帰らせました。病院は、子供にとってはつまらないだろうからね・・・。
ちょっと寂しいがバイバイ。その後ろ姿が、なんだか妙に目に焼き付いております。

12:00
昼食。ちょっとセーブして食べる。ただ、なんとなく機械的に食しているようであまり感動もなく。一応半分残す。

13:00
痛み止めの薬を止めたからか、傷口付近が少し痛む。最初はストーマ付近の裂傷が原因かなとおもったけれど、どうやら違うよう。そんなわけで、昨日より元気でずごろごろしている。妻もいないし、ちょっとブルー。あーあ。

15:00
テレビでJリーグの試合など見ながら、少しうとうとする。
元気になってきたからなんだろうけど、ちょっと寂しい一日でした。

18:00
夕食。五分粥と豆腐の野菜あんかけ、野菜のおひたしにみそ汁。
豆腐が美味しかった~。でも半分だけ。腸閉塞だけは、勘弁してほしいから。
食事の後、前の病室で一緒だったKさんがやってきて、退院するので漫画雑誌とナンクロの雑誌をくださいました。嬉しい!!感謝。

19:00
テレビ(仮装大賞)見ながら、日記を書く。身の回りのものを少し整理して、本を読みつつ、22時頃就寝。
晴れ
6:00
いい天気!ずいぶん、気分も良くなりました。朝の検診で、担当のU先生から「今日から水を飲んでもいいよ」とのこと。ただし、500mlまで!

洗顔・窓のブラインド開け・ベッドを手動で起こす(ハンドルみたいなのをキコキコまわす)のも、全てゆっくり自分でやってみる。ミネラルウォーターを、ちび~っとずつなめてみる。おいしい!!!こんなに、水が美味しいなんて感じたの何年ぶりだろう。甘露とはこのことなのね。

久しぶりにひげも剃る。すっきり。一人でできた!

7:00
この日はかなり元気もあり、朝から歩きまわる。妻が来るまでに何周できるかな・・・。

9:00
排尿の管がようやくはずれる。本日の課題は、自分でおしっこができるか!!
これ結構重要です。排尿神経が、直腸のすぐ近くにあるので、手術で神経が傷ついている可能性もある。その場合、自分では排尿できず、自己導尿といって、管を自分で自分の尿道に通して(叫び)おしっこをださないといけないらしい。
術前の隣のベッドの方がこれをやっており、非常につらそうだったあせる
今後のことを考えても、絶対自力でなんとかせねば汗(といって、神経が傷ついていたら難しいんだけど)
だいたい、4~5時間で尿がたまってくるらしいので、目標は13~14時くらいかっ。

10:30
着替え&体拭き。今日からは、立って着替え。パンツもズボンも自分ではく!(あたりまえか)
術後は、うんうん言ってたのに、2~3日でこんなにできるようになるんだと、ちょっと感動。
熱い湯でひたしたバスタオルで体を拭いてもらうのは、やっぱり気持ちいいニコニコ
その後、父と妻が来院。

11:00
さっそく歩こうと、妻と二人で病棟周回。今日は、気分もだいぶ良いので、いろんな事を話しました。
子供の日、しかも次男は初節句なのに、何もしてやれないのがちょっと切なかったですが・・・。

11:30
夜中にトイレでうなっていた「うーうー」のおばあちゃんが別病棟に行くみたい・・・。
研修医のT先生が、「おしっこでましたか!」とすごい剣幕で聞いてくる。ちょうど付き添ってくれていた看護師さんが、「まだ出ないわよ~、点滴と水だけなんだからねぇ~」。

12:00
タイムリミットが来る前に、尿意はないがトイレに行ってみる。
この日から、出る出ないに関わらず、尿を検査するため、尿瓶片手にがんばってみる。
う~ん、う~ん、ようやくちろっと出た。30~50mlくらいかしら。
やったー!看護師さんも、「これで今日のメインイベントはおわりね」と言ってくれる。
しかし、本当は・・・・・。後で恐ろしいことが・・・。

午後
歩いて、本読んでの繰り返し。
妻はずっと病室にいてくれている。でも、そこに居てくれてるだけで安心する。感謝。
外はいい天気。ベッドに横になって、窓から見える皆でよく行った商業施設を見て、いろいろ思い出す。
せつなくなる反面、負けちゃいかんと気合も入る。
妻と、今までのこと、この病気のこと、これからのことなど、とつとつと話す。
特に、支えてくれた家族・友人らのありがたさを本当に実感しました。

16:00
研修医T先生に、尿が出たことを知らせるチョキこれで、導尿回避だぜ、っと思っていたら。
「じゃあ、夜になったら膀胱に尿がどれくらい残っているか調べましょう」とのこと叫び
え~!!やっぱりやるの、導尿。
い、いやだ~~~~ショック!

18:00
妻・父と早めに帰宅。父も長い時間、デイルームで本を読んだりして待っていてくれる。感謝。
久しぶりに日記を書く(術後からこの日までの分を一気に書いております)。相当な量になっており、ちょっとブルー。

20:30
やっぱり導尿。かんたんに言うと、ちん○んに管を通しますガーン世の男性は、(普通は)嫌なものです。
トイレに行って、尿を出し切った後に導尿。
ぶるぶる震えて、がちがちになってたんですが、意外に痛くありませんでした・・・。
すぐに終わったのも良かった。管を抜くときも、まったく痛みなく。膀胱内の尿は、約40cc。「大丈夫です。神経は正常です」とのこと。はぁ~、良かった~ニコニコ

21:00
寝むってみるも、いつも同様うとうと状態。背中が痛いのはあいかわらず。ただ、今日はトイレに行った際、自分でベッドの角度をあらかじめ変えておいたので、比較的良く眠れました。
晴れ
6:00
術後2日目。ようやく視界がはっきりしてきたが、焦点がよく定まらない。朝の検診でU先生が来て、手術の説明をもう一度してくれました。
この日より、時間がわかるように点滴のない右手に時計をする。
何をするでもなく、ただぼぉ~っとしている。

10:00
着替え。看護士さんにとにかく座るように言われる。ゆかたを脱いで、温かいタオルで身体を拭いてもらう。気持ちいい!!
この日より、パジャマになる。ただ、着るのがかなり大変。パンツもそのままおろして、もう恥ずかしいも何もありゃしません。お尻にもパッドをあてられる。
着替え終わって、ほっと一息ついたら、父と妻が来院。

11:00
がんばって歩こうということになり看護士さんに手伝ってもらって病棟半周。はーしんどい・・・。
でも、昨日よりだいぶ楽になりました。
経験者でもある妻の言葉通り「外科の術後は、日に日に良くなる」。
その後、妻と一緒に半周歩く。合計3周ほどまわる。妻にたくさん褒められ、ちょっと嬉しい。
漫画(「沈黙の艦隊」:入院前にブックオフで全巻購入)の続きを読み始めるも、目が疲れるため2~3ページ読んでは休むの繰り返し。
まだ会話もあまりできず、日がなぼぉ~っとしている。とにかく眠い。

ストーマとも、パウチの交換時に初めてご対面。
腸の一部が身体の外に出ているので、やっぱりちょっとグロテスク汗ただ、看護士さんは慣れたもの。「きれいなストーマですねー、いいですよ~」と。
これがしばらく続くのかぁ~。もう、元の生活には戻れないんだなぁと少し悲しくなる。

病は気からと言うけれど、本当に人間自分に余裕がない時は、ろくな事を考えなくなる。
術後2日間は、特にブルーでしたね。
妻は、この日も19時までつきあってくれた。会話もできず、ほとんど相手をできないのに、ずうっと隣に座っていてくれた。本当にありがたかったあせる感謝。

夕方、弾性ストッキングをはずす。左肩が痛い。首の後ろもすごいこっている様子。頭痛。

術後より痰はどんどん出してと言われていたので、四六時中ティッシュと格闘。5/2の夜と3日の朝だけで、約3箱のティッシュを使用。ただ、術後なだけに、痰を出すのも傷口に響く。これが、非常につらい。ネブライザーの影響で、痰が出やすいというのもあるけど・・・。

夜。今度は、同姿勢のため背中が痛くなり、全く寝られず。うとうとしつつ体勢を変えるも、傷口が痛み不可能。明け方4時頃にどうしようもなくなって、ナースコール。
湿布を背中にはってもらい、ベッドを少しあげて(斜めにして)もらい、ようやく眠れる。
ちなみに、先日のおばーちゃんは、またうんうんうなってましたが、こーいう音がする機械があるんだと自分に言って聞かせて、なんとか過ごしましたあせる
晴れのよう・・・

時間わからず。とにかく、タンが出る。一日でティッシュ2箱くらいつかったかも。ただ、タンを出すにも傷口が痛むため、つばを出す要領で少しずつしか出せず。

一人では何もできない。ただ寝ているだけ。
背中への痛みどめ、点滴、ドレイン、排尿と管だらけ。そしてこの時はじめて一時的であるにせよ人工肛門になったことを実感。
かなり、ショックを受けました・・・ガーン

相変わらず熱もあり、頭痛もひどい。目の焦点も合わず、何かを集中して見ることもできず。会話も億劫で、ただ窓の外をぼっ~っとみているだけ。

痛みどめのおかげで激痛というような痛みはないのですが、熱のせいかぼっ~っとしている状態。頭はわりかしすっきりしているが、いかんせん何もする気がおきない。

ベッドをあげて起こしてもらうにも看護師さんを呼ばねばならず、いちいちナースコール。自分がしんどい時の常として、どうしてもイライラしてしまう。看護師さんのサバサバした対応にも、むっとしたりする(一生懸命やってくれていた看護師さん、ごめんなさい)。

2時間置きくらいに検温。また移動用レントゲン機でベッド上にてレントゲンもうける。体の下に反射板を入れるだけでも、傷口が痛む・・・。着替えも、体拭きも寝たままでされるがまま。
回診時に、先生が今日から歩くようにとのこと。ぜったい、無理だ~~~。落ち込む。

10時過ぎくらいに、妻が来てくれた。不安でたまらなかったせいか、非常に嬉しかった。
ただ、こちらは会話もできず、うとうとしているだけ。結局19時の面会終了時までいてくれた。後で聞いたら、帰宅したら疲れがどっとでたらしく、すぐ寝てしまったらしい。本当にありがとうしょぼん感謝感謝です。

ついに!夕方に一度歩きましょうーとのことで、覚悟を決める。とにかく歩いて動かないと、腸も癒着してしまうし、良くならないからと・・・。
起き上がるのも一苦労なら、立ち上がるのも大変。立ちくらみもひどい。そのまま、3m先のナースセンターまで行って、今日は断念。つ、疲れたあせるそのご、すぐ寝てしまう。

夜中
またまた例のトイレおばあちゃんの叫びで眠れず・・・。
あまりのくりかえしとひどさに耐えられず、ついにナースコール押して、「呼んでますよー!」とか言ってしまった汗
ちょっと自己嫌悪。

この日も38度以上熱がありぼーっとしてなかなか寝付けず。氷枕を借りてようやくうとうと。
(発熱は、術後だからとのこと。縫合不全のせいではないとの担当医の話)
曇り
6:00
いよいよ手術当日。
昨夜は、意外にゆっくり休めた。こうなってしまうと、もうじたばたしても始まらないので、前向きに考える。

7:30
着替え。ゆかた一枚になり、弾性ストッキングを履く。かなりきついものと言われていたけど、そうでもなく楽にはけた。

7:45
妻と両親到着。
朝早くから、ありがとう。

8:00
小さなストレッチャーに乗せられる。麻酔が効きやすいようにと、左肩に注射。これが痛い!
よくもんでおくようにと、師長さんに言われる。へたすると、3日くらい痛みがとれないらしい・・・。
師長さんにもいってらっしゃい!と元気に送り出された。家族ともここで、しばしのお別れ。がんばってと激励される。

8:20
ストレッチャーに乗せられたまま、2Fの手術室へ。寝ながらの移動は、結構気持ち悪いもの・・・、目が回る。初めて入る手術室は、ドラマなどで見るものとは違い、全面緑に塗られていました(もちろん病院によって違うのでしょうが・・・)。病棟が古いわりには、比較的新しい印象。
途中、ストレッチャーを乗り換えて、手術室へ。
手術台の上に移動。この時、ゆかたも脱いで全裸状態のうえに、布をかけられる。

8:30
麻酔医の先生の指示で、横向きになり背中を丸める。局部麻酔用の注射を背中にうたれる。話に聞いていたよりは、痛くない。
その後、しばらく(5分くらい)ほっておかれる・・・.いろいろ気にしてしまうが、もう逃げられない。麻酔の先生が、はーいじゃあそろそろ眠くなりますよ~と言ったか言わないかのうちに、意識なくなる・・・・・・


17:00過ぎ
おそらく手術後・・・。麻酔から覚めてぼんやり。どうやら病室に戻ってきたよう。妻の顔、両親の顔、「よくがんばったね」とみなに言われる。担当のU先生から、手術の無事終了と結果として3番目の手術(人工肛門の一時的造設と肛門括約筋一部切除&手縫い)になったことを教えてもらう。
お腹が空いた・・・。妻に「パフェを食べたい」と言っていたらしい・・・。
とにかく眠く、そのまま睡眠。
後で聞いた所によると、当初4時間の予定の手術が8時間以上かかったとのこと。その間、待っててくれた家族に感謝です。U先生から、家族に手術後の説明があったらしく、切除した直腸および癌も見せてもらったとのこと。

夜中
痛みがあるわけではないが、目が覚める。
その後、なかなか寝つけない。身体をほとんど動かせず、しかも非常に暑い。ナースコールを押して、氷枕を持ってきてもらう。どうやら熱も38.5度くらいでているらしい。
血栓ができないよう足の血行をよくするために、ふくらはぎを定期的にマッサージする機械が置いてあるのだが、これがまた暑い原因。うぃ~んうぃ~んと騒々しい。

個室の隣がトイレなんですが、おばあちゃんらしき人がなにやら、しきりに叫んでいる。
「あ~~~~~~~~、ウ~~~~~~~~~~~~、か~~~んご~~~ふさ~~~~ン
た~~~す~~~け~~~て~~~」
気になって眠れず・・・.

うとうとしながら朝に。

※ちなみにこの日記は、術後元気になってから書いたものです。