人工肛門での生活9(2006年7月1日〜8月7日) | Bob's Life ~直腸がん入院編~

Bob's Life ~直腸がん入院編~

35歳で直腸がんを罹患したbobtakaの病気発覚から2回の手術の入院の日記。2008年現在は、元気に排便障害と格闘中!

一時的人工肛門での約3か月におよぶ生活も今回で一応最後です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
7月3日に、おならと一緒にお尻から異物が!!

腸はつながってないのに、なんではてなマーク

茶色っぽい半透明なゼリー状のもの。
びっくりしたのですが、胃や小腸とつながっていないとはいえ、大腸も動いているからなんでしょうね。
とりあえず、パンツが汚れて困るので、しばらくお尻パッドをあてておりました。
(この一回だけでしたが)

あとでわかったのですが、実は人工肛門のわきから肛門への腸がつながっていたんですね。なので、そこから、少しずつ便が沁みこんだのかもしれません。

さてさて、またまた(笑)mixi日記にて。
============================
7/10
プロバイダの変更のスケジュールを間違えてしまい、現在インターネットのない生活になっております。
(この日記は、会社で書いてます。さぼってるわけではない)

これだけ、IT社会になっているのだから、すぐに変更できるだろうと思ったら、NTT局内の工事だとかなんだとかで、結局10日くらい待たされる ことになってしまいました。

ただ、なければないで、なんとかなるもので、今までのように中毒気味にモニターに向かう心配もいらず、またおとーたんお仕事してるから向こうに 行っててねと、子供に言い訳しながらサッカーサイトとか見て心を痛めることもない。

結構、惰性でインターネットしてたとこもあるんだなぁ。時間もったいなかったなぁ、なんて反省するのもつかの間。
結局、ワールドカップをテレビで見て、時間をつぶしているのでした。

いかんいかん。
============================
7/14
今の会社に入社した時に、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という小冊子を社長にもらいました。決して、宗教関係の本ではなく、工学博士の五日市剛さんという方 が、学生時代に経験したことを講演した内容が口コミで広がって書籍になったというもの。

「言葉の力」がテーマなのですが、「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」の3つの言葉を発することで、人生が好転していくというお話。五日市 氏が学生時代にイスラエルに旅行した時に出会った不思議なおばあさんからの教えだそうです。

曰く、つらい時・悲しいとき・嫌なことがあった時は、「ありがとう」と声にだして言ってみる。

楽しい時・良いことがあった時は、「感謝します」または「ありがとうございます」と声に出して言ってみる。

そして、否定の言葉・悪い言葉は絶対に使ってはいけないとのこと。たとえば「ばかやろう」とか「このやろー」なんて感じの言葉。

言葉というのは、すごく力があるものだそうです。
なので、不安な時や悲しいときにはどうしても、イヤな事を考える。そうするとまたイヤな事が起こる。不幸の連鎖というのはあるそうです。だから、 そういう時は逆に「ありがとう」ということによって、不幸の連鎖を断ち切っちゃうんだそうです。

また、「感謝します」「ありがとうございます」という言葉は未来への願望に対しても使えるそうです。たとえば、明日晴れてほしければ、「明日晴れ させていただき、感謝します」とか。
「ツイてる」も同じで、「ツイてる、ツイてる」と毎日言葉に出していっていると、本当にツキがめぐってくる。

もちろんこれらの言葉は、誰かに向かって言うのではなく、あくまでも自分に向かって言うのだそうです。

我が家では、毎日「ツイテル」と朝食の際に家族で言っています。おかげで、毎日楽しくいきいきと生活することができてます(実際、いろいろツイて ます)。

私の病気のときも(さすがにこの時は少し滅入りましたが)これらの言葉を言い続けたことで、逆に前向きに人生について考えられるようになったと思 います。

まぁ、よくある道徳話のようなものと最初は思ったのですが、結構効力ありますよ。最近、本屋さんでこんな雑誌を売っていたので、久しぶりに本のこ となど思い出して書いて見ました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4837661041/250-4823150-7785027?v=glance&n=465392

テキストのデータももってますので、興味のある方はお知らせください。

難ある時に「有り難う」だそうです。
良い言葉だな、と思います。
==================================
今の私の原点になった「ついてる、ありがとう、感謝します」の話ですね。
これのおかげで、しんどい時期も助かりました(笑)
==================================
7/25

Bob's Life ~直腸がん入院編~

先日、町内の盆踊りに行ってきました。

前日まで大雨が続いていたので、半分あきらめていたのですが、当日は少し日がさすくらいまで天候回復し無事開催。
たいこの音や東京音頭などが聞こえてくると、子供よりこちらの方がわくわくしてしまう。あーたのしぃ。

町内会で開催している盆踊りなので、運営は全て町内の人で分担。なので、屋台もすべて町内の人。だから、安い。生ビールは250円、ポップコーン は50円。しかも結構な量なのが、これまたいいのです。

何年に一回かは運営の役がまわってきますが、子供はたくさん来るし、知り合いは多いし、みんなで和気あいあいとやっているので、なかなか素敵な盆 踊りです。

うちのチビ達は、あまりの人の多さと夜のお出かけにちょっと興奮気味で、そのあとなかなか寝付かず苦労しました。

来週は、同じ町内の実家の近くで盆踊りなので、そちらにも顔を出す予定。

雨が降りませんように。
あー早く、梅雨あけないかな。
==============================
7/30
最近、J-WAVEでヘビーローテーションの「Night in Tunisia」に感動して、UA×菊地成孔の「cure jazz」を買っちゃいました。

結構スタンダードとか多い企画ものなんだろうな、なんて思ってたのですが大間違い。オリジナルも多く、ゴリゴリです!
中でも「Over the raibow」は、かっこよかったです!!すごい緊張感。「ビョークの曲みたい!」妻談。

そのUAのことを、「じゃず?じゃず?」と問う我が長男は、現在トイレトレーニングのまっ最中。先日買ったカシオペアのDVDの神保彰(ドラ マー)を崇拝する彼に、「神保彰もトイレでうん○するんだから、ちゃんとトイレに行くんだよ」と教えています。
ちなみにこれ、実は他でもいろいろ使っています。
「ちゃんと野菜も食べないと、神保彰みたいにドラム叩けないぞ」な~んて。
神保彰さん、ありがとう。

関東地方は梅雨あけしたらしく、念願の盆踊り第二弾も楽しんで参りました。おとーたんは、ここぞとばかりビール呑みまくってしまい、お腹いっぱい でまったく動けず家族からブーイング。

途中、和太鼓の連打の催しがあり、久しぶりの生ドラム?を堪能。振り付けもかっこ良く、連打の響きになんだかこちらまで踊りだしたくなるようでし た。和太鼓を叩くおじさんを「誰?誰?」としきりに長男が、聞いてくるので「神保彰」と答えておきました。
神保彰さん、ごめんなさい。
===============================
この辺になると、ほとんど術後の体調とはまったく関係ないですね(笑)
それにしても、人工肛門になっていても、ビールだけは欠かさず飲んでいたようです・・・。まったくねぇ~ショック!
===============================
8/4
再入院に向けて

今日も暑かったぁ~。
群馬では38度を超す猛暑とのこと。どおりで、会社の近くの商店街も、人通りが少いはず・・・。

早いもので、5月の手術から3ヶ月がたちました。
体力もやっと戻ってきたかなと思っていたら、先月末の検査で現在の縫合状態が問題なしとのこと。ついに人工肛門閉鎖手術のゴーサインがでました。
3ヶ月間だけの臨時措置とはいえ、なにかと困らせてくれたこのストーマ(人工肛門)くんとも、やっとお別れだ~!

来週火曜日に再入院です。今回も一応開腹手術のため、約3週間の入院なのですが、前回のような不安はなく、かなり前向きに手術に望めそうです。
ただ、術後は排便障害という難敵がまちかまえているので、まだまだ気は抜けません。でも、がんばるぞー!

ということで、今週末はおいしいものいっぱい食べて、いっぱい呑んどくのだ!!入院中の暇つぶしグッズもそろえねば。
================================

ということで、次回からは、やっと、よう~~~~~やくの人工肛門閉鎖術の入院編に入ります。
こちらは、ちゃんと日記があるので、それを書き込んでいくだけなので、また定期的に更新できると思います。

それでは~。