人工肛門での生活8(2006年6月22日〜6月30日) | Bob's Life ~直腸がん入院編~

Bob's Life ~直腸がん入院編~

35歳で直腸がんを罹患したbobtakaの病気発覚から2回の手術の入院の日記。2008年現在は、元気に排便障害と格闘中!

今日は、のっているので、もういっちょ。
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さて、先日の大阪出張後、ほぼ月一の外来へ。
触診等も経て、順調とのこと。

そして、今後の予定として、7月下旬に造影剤を入れての検査(確か、肛門からバリウムみたいなのを入れてレントゲンで調べる検査だったような)。そして8月上旬に人工肛門の閉鎖手術。手術の予約も入れていただきました。

その後、今度は東京流通センターでの展示会に出展。
展示会自体は、大阪同様、無理せず仕事ができたのですが、朝夕の通勤ラッシュがきつかったです・・・。
ちょうど混み合う時間帯。ただ、今にして思うと、体力がないことでの辛さだったので、現在のように便やおならを我慢しての通勤ラッシュよりは平和だったかなと・・・(笑)。

さてさて、この辺で、人工肛門期の箇条書き日記が終わっておりまして。
とりあえず、mixiに書いていた日記があるので、そちらを掲載。
mixiは、知人も見ているので、あまり病後の状態や泣きごとを書けないということもありまして、病後の状況と関係ないことが多々書いてございますが・・・、一応参考までに。

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6/23
月一回の外来へ。
経過順調とのこと。いつものことだけど、担当医や看護婦さんが「順調ですよー」って言ってくれるとほんとに安心します。
7月末に再検査して、8月上旬に入院して人工肛門の閉鎖手術の予定。それにしても、10分の診察の為に、2時間待つのはちとつらいっす。

帰りによったヨドバシカメラで、おもわず「カシオペアVSスクエア LIVE」のDVDを衝動買いしてしまう。会社でこっそり見て、あまりの懐かしさに鼻血が・・・。それにしも、みんな歳とったなぁ。
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6/26

Bob's Life ~直腸がん入院編~

先日購入した「カシオペアVSスクエア」のDVDに触発され たのか、我が家のOld Kitが息子のパワープレイで大破してしまいました。国産とはいえ、高級ダンボール仕様のレアキットだったのに・・・。

やむなくNew Kitを購入。うーん、さすが洋物、鳴りが違いますな・・・というか、非常にうるさい。

少し、音量をセーブしなさいなどと言っても聞く耳もたない息子
(いったい誰に似たんだ!)。
こうなったら、こっちも本気だ。本格的にミュートしてやる!

次男ものりのりで、虎視眈々とNew Kitをねらっております。

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6/28
先日、テレビで藤田憲一さんというITの社長のドキュメンタリーをやっていました。彼は、私と同じ1970年生まれながら、現在余命3ヶ月の告知を受けた 末期がん患者でもあります。

通称スキルス胃がんといわれる根治が難しいがんを33歳で罹患。手術が成功したにもかかわらず今年の1月に再発、余命宣告。

最近、がんに関する新聞の記事やメディア等の情報が非常に気になって必ず目を通すようになってきたのですが、この日の映像は非常に感慨ぶかいものでした。

撮影中も患部の痛みや疲れなどあるにもかかわらず、それをカットさせずに、むしろ見て欲しいと彼はいいます。発病時の絶望感、現実からの逃避、そ して普通の人ではかかえきれないほどの現実を受け入れて、それでも前を向いて生きていく彼の姿勢に、勇気をもらいました。

今、藤田氏はブログや書籍、そしてメディアを使って「最後の事業計画」を果たそうとしています。それは、彼のような人間がいることを多くの人に しってもらい、社会がもっと「がん」で苦しんでいる人達を助けられるような世界を作りたいということ。

自分も一罹患者として、なにか協力できないかと思い、日記に書いてみました。

「末期がんになったIT社長からの手紙」藤田憲一 (幻冬社)
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