人工肛門での生活5(2006年6月1日〜6月9日) | Bob's Life ~直腸がん入院編~

Bob's Life ~直腸がん入院編~

35歳で直腸がんを罹患したbobtakaの病気発覚から2回の手術の入院の日記。2008年現在は、元気に排便障害と格闘中!

~あいかわらずの遅更新でもうしわけありません。どんどん記憶が飛んで行き、文章も脈絡がなくなっていきますが、ご容赦を~


 


仕事は、通常10時~18時の勤務なのですが、リハビリということで


10時30分くらいから17時前くらいまでと、非常に理解のある会社でありがたかったです。


 


主に、社内でできる営業事務中心の仕事なのですが、営業が本職なので、時にはお客さんの所に顔出したりもしておりました。


営業先は、ほとんど都内なんですが、横浜の顧客のところに行く時は、一苦労した覚えがあります。


混雑した横浜駅を通ることも、駅から徒歩20分近く歩くことも・・・。


普段なら、なんてことないんですけどね。


 


一番心配していたのは、通勤時のラッシュなんですが、不思議と目の前の席があいたりすることが多く、あまり困った覚えはないですね。といっても、通勤時間をずらしているので、当然なんですが・・・。


 


ただ、本格的に体力が落ちており、普段ならなんともないような動作がしんどかったです。少しずつのリハビリでした。


とにかく、あせってもしょうがないので、ゆっくりゆっくりです。


 


 


6日の妻の誕生日に、前々から考えていたプレゼントを購入しようと、仕事後あちこちの店を探しまわって、めちゃくちゃ疲れた覚えがあります。銀座~新宿~新橋~有楽町と電車も乗り継ぎまくったので、さすがに地元に戻った時は、ふらふらで徒歩10分の距離をタクシー使っちゃいましたもの・・・。


 


この時は、病気で大変だった私を支えてくれた妻に、どうしても喜んでもらいたかったので・・・ニコニコ


でも、これだけ動けるようになったんだと、自信にもなりましたチョキ


 


また別のある日。


仕事で懇意にしているデザイナーさんのパーティに出席して、様々な仕事の関係者に挨拶できたりしたのも良かったです。みなさん心配してくださっていたようで、元気になって良かったねとの言葉に、ちょっとうるっときちゃいました。


この時、シャンパンなんぞも頂いちゃったりしましたにひひ


立食パーティーだったのですが、最後まで参加できたのが、これまた自信になりました。だいぶ、元気になってきたぞ!


 


さてさて、その後、とある地方のお客さんのお店でデモンストレーションの仕事がありまして、埼玉・群馬・郡山と出張することになったのですが、ここで大事件がございまして・・・目


まぁ、人工肛門の大失敗談なのですが、乞うご期待・・・叫び


 


~6/8のMixiの日記より~


本屋に行くと、うんこしたくなる。

印刷されたインクのにおいが原因だとかいろいろ説があるようですが、私の場合は「選ぶものがいっぱいありすぎて、目移りして困っちゃう」症候群だと思っております。


 


なので、CD屋でも同じ状態になる。なんだかわからないが、むずむずしてくる。



と、そんなことはどーでもいいのですが



現在、直腸をすべて切除したため、肛門付近の縫合が安定するまでの措置として、一時的に人工肛門になっており、そのためおしりからうんこはでません。

なので、うんこしたくなる「むずむず」感もないはず!



しかし、本屋にいくとむずむずする!

あっやばいやばいと、トイレを探すがでるわけないのです。



先日何気なく病院の先生に聞いてみたら

「それは腸がちゃんと動いている証拠ですよ。問題なし。」

とのことでした。



人間の身体って、不思議、と本屋とうんこに教えられた今日この頃でした。