たまたまレストランで隣の席に座った女性グループの一人と連絡先を交換して2カ月程経った日に再会し付き合うことになりました。

彼女の両親も歓迎し一緒に住むことになりました。
日本人である私に経済的に不安や心配はしていなかったと思いますが、ある時日本の連休、フィリピンの連休が交互に繋がって約10日間お金を金融機関からおろすことができなくなる事が起きました。
最初の数日は買い置きした食材や手持ちのお金で問題なく過ごせましたが、それ以降は底尽きるのがわかっていました。彼女もわかっていました。
でもお金のことは言いません。食べたい物、欲しい物、携帯がフィリピンの多くの利用者がプリペイドなのですが、携帯の充値カードのことも言いません。
逆に実家に電話してお米や野菜を持ってきてもらう段取りをしていました。
ネックレスを質屋に入れる準備までしていました。
これはフィリピン人だからなのか?
貧乏に慣れているからなのか?
たまたま彼女が優しいのか?
といろんなことを考えましたが、その時は答えがわかりませんでした。
その後にわかるのですが、フィリピン人はお金のない人にある意味寛大でした。
それと、甲斐性のない父親に対しても日本人なら親に文句を言うようなシュチュエーションでもその様な事はせずに尊敬し続けます。
お金が無くて学校に行けないのは日本の場合は親の責任と考えられますよね?
フィリピンの子供達はそれを受け止めて、親が悪いとは思いませんし、親も負い目を感じていません。
私は親が義務を果たせていないと思うのですが、親も子も仕方がないだろうと言った感じです。
この様な感じでお金のことばかり言われていた私にとってはフィリピンが楽な理由の一つです。
誤解されている方が多いので敢えて書かせて頂くと、フィリピンで日本人が日本と同じ生活をするには一人1か月20万円くらいかかります。
それくらい日本の外食は美味しくて安く、便利なのです。
しかし、フィリピンに適応して生活すると家賃を除けば3万円で生活することも可能です。
私は彼女と2人で家賃を含め1か月7万円で生活した月もありました。
日本料理屋のランチに出かけて、食べたい物を食べ、インターネットで日本のテレビを観て、彼女の家族とレストランでディナーを食べ週末は買い物に出かけ、翌週末はレジャープールに、たまにはカラオケに行き車のガソリン、つけっ放しエアコンの電気代、携帯代などを集計すると17万円くらいかかります。
日本からバカンス気分で訪れてくれる知人と同行する度に必要経費は増します。
知人らはバカンスですから豪快に遣いますし、いろんなところへ行きたがったりしますから3万円の負担くらいあっという間にかかります。
フィリピンで月収20万円以上あるのは政府関係者か経営者、外資系エリート、日本企業の駐在員、現地経営者の日本人くらいです。

続く