ヨルダンは戦車やエキストラなどもすぐに手配 アカデミー賞外国語映画賞にノミネート話題の映画『イ…
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今年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたカナダ・エントリーの新作『インセンディーズ(原題) / Incendies』について、デニ・ヴィルヌーヴ監督が語った。
同作は、双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デソルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)が、母親ナワル(ルブナ・アザバル)の遺言によって、死んでいると思っていた父と、未だ会ったことのない兄を捜すように命じられる。ジャンヌは中東に赴き父親を捜し始めるが、シモンは突き付けられた真実を受け入れられずいる中で、徐々に母親ナワルの過去がひも解かれていくというドラマ作品。ワジディ・ムアワッドの戯曲「焼け焦げるたましい」を映画化している。
まず、ワジディ・ムアワッドの戯曲を映画化するうえで大変だったことは「もともと僕はカナダの出身で、中東のことはほとんど知らなかった。だから、まずカメラの前では信ぴょう性のあるものを製作していこうと心がけた。脚本は、(撮影のために)中東を訪れたさいに聞いた現地の人たちの意見を取り入れながら、何度も改稿したんだ。脚本は確かに文化には忠実であるけれど、政治的な見解で複雑にならないように気を付けたよ。それは、この映画はあくまでフィクションで、歴史的な出来事のすべてをこの映画だけでは語り尽くせないと思ったからだ」と説明した。
映画の中心人物となるナワル役を演じたルブナ・アザバルのキャスティングについて「ルブナは、台詞がほとんどなくて、わずかな演技で表現できる女優なんだ。彼女は、カメラの前に居るだけで存在感があるんだ。ただ、そのような女優を僕の母国カナダで発見できなくて、それならパリでキャスティングをしようと思っていたさいに、フランスのキャスティング・ディレクターが僕に、すぐに中東出身の女優を集めることはできるが、この役はルブナ・アザバルしか演じられないと思うと言ってきたんだ! 結局その後、僕はいろいろな女優をオーディションしたが、ルブナが持つ怒ったロマの女性のような要素が気に入って、最終的に彼女に決断したんだ」と明かした。
撮影はヨルダンで行ったそうだが、ビルなどが崩壊しているシーンは、どうやって撮ったのだろうか。「実は、ヨルダンは非常に映画製作に協力的な国で、戦車やエキストラなどもすぐに手配してくれたんだ。ただ、ヨルダンはこれまで何度も戦火にさらされてきたが、ヨルダンの北部の一部を除いては、ほとんどビルは建て直されているんだ。だから、崩壊したビルは映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手掛けたスタッフたちのCGによるものなんだよ。僕は、できるだけリアルに見せるために、彼らを追い込んで何度もやり直させながら製作したんだ」と述べた通り、全くCGとは思えないくらいリアルな映像が描かれている。
さらに映画内では、レディオヘッドの曲がサウンドトラックとして使用されているが、それはあくまで西洋的な感覚でとらえた中東を描いている映画として意図的に選考したことを教えてくれた。今回、ヴィルヌーヴ監督はオスカーを惜しくも逃したが、アメリカの批評家の間では、この作品がオスカーを受賞すべき映画だったとささやかれている。彼の今後の活躍に期待したい。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪


今何位かな?


今年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたカナダ・エントリーの新作『インセンディーズ(原題) / Incendies』について、デニ・ヴィルヌーヴ監督が語った。
同作は、双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デソルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)が、母親ナワル(ルブナ・アザバル)の遺言によって、死んでいると思っていた父と、未だ会ったことのない兄を捜すように命じられる。ジャンヌは中東に赴き父親を捜し始めるが、シモンは突き付けられた真実を受け入れられずいる中で、徐々に母親ナワルの過去がひも解かれていくというドラマ作品。ワジディ・ムアワッドの戯曲「焼け焦げるたましい」を映画化している。
まず、ワジディ・ムアワッドの戯曲を映画化するうえで大変だったことは「もともと僕はカナダの出身で、中東のことはほとんど知らなかった。だから、まずカメラの前では信ぴょう性のあるものを製作していこうと心がけた。脚本は、(撮影のために)中東を訪れたさいに聞いた現地の人たちの意見を取り入れながら、何度も改稿したんだ。脚本は確かに文化には忠実であるけれど、政治的な見解で複雑にならないように気を付けたよ。それは、この映画はあくまでフィクションで、歴史的な出来事のすべてをこの映画だけでは語り尽くせないと思ったからだ」と説明した。
映画の中心人物となるナワル役を演じたルブナ・アザバルのキャスティングについて「ルブナは、台詞がほとんどなくて、わずかな演技で表現できる女優なんだ。彼女は、カメラの前に居るだけで存在感があるんだ。ただ、そのような女優を僕の母国カナダで発見できなくて、それならパリでキャスティングをしようと思っていたさいに、フランスのキャスティング・ディレクターが僕に、すぐに中東出身の女優を集めることはできるが、この役はルブナ・アザバルしか演じられないと思うと言ってきたんだ! 結局その後、僕はいろいろな女優をオーディションしたが、ルブナが持つ怒ったロマの女性のような要素が気に入って、最終的に彼女に決断したんだ」と明かした。
撮影はヨルダンで行ったそうだが、ビルなどが崩壊しているシーンは、どうやって撮ったのだろうか。「実は、ヨルダンは非常に映画製作に協力的な国で、戦車やエキストラなどもすぐに手配してくれたんだ。ただ、ヨルダンはこれまで何度も戦火にさらされてきたが、ヨルダンの北部の一部を除いては、ほとんどビルは建て直されているんだ。だから、崩壊したビルは映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手掛けたスタッフたちのCGによるものなんだよ。僕は、できるだけリアルに見せるために、彼らを追い込んで何度もやり直させながら製作したんだ」と述べた通り、全くCGとは思えないくらいリアルな映像が描かれている。
さらに映画内では、レディオヘッドの曲がサウンドトラックとして使用されているが、それはあくまで西洋的な感覚でとらえた中東を描いている映画として意図的に選考したことを教えてくれた。今回、ヴィルヌーヴ監督はオスカーを惜しくも逃したが、アメリカの批評家の間では、この作品がオスカーを受賞すべき映画だったとささやかれている。彼の今後の活躍に期待したい。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)
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