悩み、成長…ドラマで難役に挑む小池里奈
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「これまでキャハキャハとした、元気な役などが多かった。かけ離れた役をやってみたかったんです」盲目の熱血中学教師（佐々木蔵之介）と生徒の奮闘を描いたシリーズで、悩みながら成長していく生徒の１人、奥寺比夜（ひよ）を演じている。一昨年に５回を放送後、「続編を望む声が数多く寄せられた」（ＮＨＫ）のを受け、今回は３年生が進路に悩む姿や、卒業を控えた葛藤を盛り込んで制作された。
後編（２１日放送）で、比夜は高校入試の会場で緊張のあまり、パニック症候群を発症して受験をあきらめてしまう。「過呼吸の症状を詳しく知らなかったので自分で調べて、収録には先生（医師）も立ち会ってくれました」。物語のカギとなるシーンだが「すごく繊細で、周りの受験生の視線が気になって焦っちゃう。そういうところを丁寧に演じたら、本当に苦しい感じになりました」。役どころを抑える努力が結実し、難役をこなしている。
本作への出演が、自身の高校生活を見直す契機にも。「テスト間際に『今から勉強しても、寝たら忘れちゃう』とか思うんですよ。でもこのドラマを演じて、やればできるっていう希望を与えられた。こないだのテストはドラマを思い出し、ドリンク剤を飲んで頑張りました」
小学３年の大みそか、家族で東京・新宿に買い物に出かけて偶然、デビューのきっかけをつかんだ。「念願のルーズソックスを買ってもらった後、お茶を飲んでたら、隣の席の人と目が合いました。私は田舎に住んでいるせいか、目が合った人には笑ってお辞儀するんです。何度もそうしていたら、ついにその人が両親に話しかけてきた。それが、今の事務所の社長です」
テレビ出演を重ねて注目が高まり、漫画誌などのグラビアの常連に。「実は中学生のころは、水着撮影が嫌でした。今はおしゃれな水着を着て、髪の毛もかわいくするのが楽しいです。グラビアもドラマもバラエティーも幅広くやり、自分の知らない面を見つけていきたいです」
持ち前の天真爛漫さを武器に、“チャレンジ”が続きそうだ。（草下健夫）
〈こいけ・りな〉タレント。平成５年、栃木県出身。１６年、「美少女戦士セーラームーン」（ＴＢＳ）でデビュー。「仮面ライダーキバ」（２０～２１年、テレ朝）で知名度を上げ、「ゲーマーズＴＶ 夜遊び三姉妹」（日テレ）などに出演中。ＤＶＤ「ＲＩＮＡｉｓｍ♪～里奈的進化論～」が３月発売された。
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※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000504-san-ent
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
今何位かな？
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