狭庭の山椒の葉は、ぐんぐん成長している。ワサビの葉ががんによいと聞いたことがあるが、免疫を高めるのにこの生命力あふれる山椒の葉もたぶん免疫力を上げてくれていると思う。おまけにこの時期どんな料理にも使えるので重宝この上ない我が家の大事なハーブ。(もう一つはローズマリー)

 

木の芽和えで私が使っている「白みそ」は、日本に初めて味噌の製造法を教えた鎌倉時代のお坊様由来の和歌山県は御坊の「堀河屋野村」という18代も続いている老舗の白みそだ。

 

このお味噌は冬しか製造していない。なくなったからといってこれから何か月も待たなくてはならないのだ。 オーガニックシンプル料理で有名なアメリカのアリス・ウオータースに刺激を受けた方のお料理教室、まさに日本のオーガニック料理の母から分けて頂いたものだ。今年は初めて丸餅と白みそのお雑煮を作ったり、自粛のお陰で凝ったお料理「鰆の西京漬け」や木の芽和えなどを作っていたら、おまけに普段のお味噌汁にも白みそを入れると美味しくなるので、半年もたたないうちに500グラムのお味噌がもうひとなめで終わりそうだ。

 

お醤油は千葉県が有名だが、しょうゆの発祥もこの地域で、そのお坊さまが味噌作りを教えているときに偶然出てきた

液体が醤油の始まりだそうだ。 御坊の堀河屋野村では「三ツ星醤油」という高いけれどなかなか美味なお醤油も作っている。中国から渡ってきたというか、修行にでたお坊様が日本に持ち帰られて広まったものは、お茶もそうだった。

1000年の歴史。食材の歴史や野菜の種の起源を気にかけていると料理もなかなかクリエイティブな趣味になる。