最後の授業 | BoBokoとNekoとNY→メイン→ダラス?

BoBokoとNekoとNY→メイン→ダラス?

前略 お元気ですか。 BoBokoは元気です。 Nekosも元気です。 BoBokoとKuroNekoの味のある(はずの)NY→メイン→ダラス生活のお話です。

 

お元気ですか。

実は最近になってアクセス解析の読み方を覚えた私です。

(皆様のブログを読んで)

で、発見したこと。

「検索ワード」欄。

「BoBoko」とピンポイントで検索し、

私のブログに辿り着いている方が何人かいる。

それも2,3人じゃない。7、8人。

多すぎないか。

それか一人の人が何回も同じ手法で訪ねてきているのか。

少しドキドキしています。

なぜなら「BoBoko」は私と長いことお付き合いしている

あだ名だからです。

私の友人の多くは私のことをBoBokoと呼んでいます。

友達に隠すようなことは書いていないのだけれど、

読まれていたらやはり少し恥ずかしい。


さて、何度も何度も言うようですが、

今週で授業は終わりですよ。


「終わり良ければ全て良し」

ではないけれど、

最後の授業は気持ち良く終わらせないと

とても後味が悪く、学生も教師も「最後の授業」で

その学期の印象が決まったりする。


現に前学期の印象に

「出来るだけ早く遠い過去にしたい」と言った感が私にあるのは、

「もうにでもなれー」と半ばやけっぱちな終わり方をしたからであって、

もう少し締まりのある最後の授業をしていれば、

そういった負な念は軽減されていただろうなと思う。


その反省を生かして今学期は最後の授業にいつもより少しだけ気合を入れている。


授業の最後のメインイベントは製本作業とBookReview。

学期中に書き上げたものを製本し、

自分の本を読み返しコメントしながら
クラスメートの本にもコメントをする。

(本作りについてはコチラ


この日は食べ物、飲み物持込ありなので、

比較的和気藹々と時間は経過するのだが、

今学期は各授業3時間もあるので、

最後に輪になって座りお話をすることにした。


まずは最初の一時間製本作業。
「製本」と言っても大した作業ではなく、

一枚一枚フォーマットされた原稿を折り、

メモ帳を作るように糊付けし、

ホッチキスで固定させ、

最後はテープで巻いて


できあがり

BoBoとNekoとNY?


この画像だと少し分かりにくいかもしれませんね。

説明が雑ですみません。


フォーマットさえ正しくしてくれば(人の指示に従えば)、

作業そのものは実に単純だと思うのだが、

学生にしたら驚くほど画期的なアイディアのようで、

それでいて不器用な子が多いので、

皆すごく手こずる。


折り方一つにしてもちゃんと指示をしないととんでもないことをしていたりする。半分に折れって言っているのに、ほんとうにびっくり。


彼らにしたら

「何だか分からないけれど、言う通りにしているうちに出来上がった。」


と言ったところだろう。


製本作業の話は、当日前に予め何度も学生に説明しておき、「自信のない人」「もっと違う形の本が作りたい人」は、自分達で勝手にどこかに持って行って製本してもいいことになっている。


それでもほとんどの学生が製本作業に挑む。


昨日(月曜日)のクラスも2、3人を除いてほぼ全員が

自分達で製本する方法を選択した。


本日はその時の出来事をひとつ。


今学期で「本作り」は一端お休みすることにした私。

学生が嬉しそうに製本作業に勤めている様子を見て、

名残惜しい気持ちにさせられた。


フーフー言いながら全員本を完成させた後、

輪になって各自本の中で印象に残る箇所を読ませ、

「ひとこと」言わせることにした。


「書くことについて、自分について、世の中、社会について、何でもいいから学んだことを一つ」


最初は照れながら簡潔に言う学生が多かったが、

段々と前の発言者に触発され、話が膨らんで行き、

気が付いたら皆で談話をしている感じになった。


「やっぱ書くことは大嫌いだということに気付いた。」

などと爆弾発言も出て、


それに対し

「実は私もあまり好きではない。」(本音)

などと爆弾発言返しをかまし、


場がすっかり和んだところで一人の学生から質問を投げかけられた。

「BoBoko先生、この製本の仕方は一体どこで覚えたのですか。」


どこでだっけ。。。


あ、そうそう。


極貧苦学生時代


全財産99セント(99ドルあると思っていた話しはコチラ


テキストも買うことが出来ず、人から借りてコピー、

食事は働いていた学食で盗み食い。


ノートも買うことが出来なかった。


そんな折、同じく切り詰めた生活を送っていた友達が見せてくれた一冊のテキスト。それは人からテキストを借りてコピーし、自分で製本したコピーテキストだった。


これだ


キャンパス中からリサイクル用紙をかき集め、

自分で彼女と似たような要領で自作ノートを作り、授業に挑んだ。。


自分が教えるようになってからは、

学生に極力お金をかけさせないことをモットーにしている私は

教科書を1冊も使わない(読み物は全てOnline上のプリント)。


そして製本も用紙代のみで出来るように

あの頃に覚えた要領(もう少し単純化)で製本させている。


そういうことです。

「私は自分の過去をあなた達と本作りという形で分かち合うことにしたのです。あの頃はまさかあの覚えた作業が教師になってから役に立つ何て思ってもいなかったけれど。」


決まったーーーーーーっ。



と感じた瞬間。


今晩もこの話でいきますよ。

最後の授業はこれくらい大袈裟にプンプンと臭い方がいいのです。



追記:

上記の学生に伝えた過去話、少し装飾してあります。

実際は自作ノート、結局使いませんでした。

恥ずかしくて。。。

色々な裏紙をノート用紙として使っていました。