産後2週間とちょっと落ち着いてきたので、
今の時点での気持ちを書き残してみようと思います。
思えば女の子が欲しいと思ったのは、
2016年に出産した、長男を産むより数年前のこと。
旦那と結婚して子供を!って時点で、
「とにかく女の子を産む!」と意気込んでいました。
子供の数は
「一姫二太郎」もしくは「長女だけの1人っ子」
でいいかなーなんて思ってたんですよね。
そうして妊娠した時は、
「女の子に決まってる」という思い込みをしていて。
長男のアレがめちゃくちゃ大きいせいで、
あっという間に性別確定して大泣きしました。
そこからは資料を取り寄せまくって
PGT-Aでの産み分けに気持ちが傾いていき。
でも「ゼリーでいけるんじゃない?」と
産婦人科で産み分け指導を受けた結果、
無事に次男が爆誕。
次男の場合、長男よりアレのサイズが小さくて
(今も長男と次男でサイズが2倍くらい違うっていう笑)
ずっと女の子だってエコーを見て思っていて…。
結果、ギリギリの時期に男児確定で、
これまたかなりのショックでした。
もう子供は2人以上は考えていなかったのに、
長男を妊娠した1回前の周期に、
妊娠っぽい症状はあったのに、妊娠にはいたらず。
「その子が女の子だったんじゃ?」
という思いもあったり。
名前も決めてあったので、
「この名前を付ける子に会いたい」
という気持ちもあり…。
高額だからとなかなかPGT-Aに踏み出せないまま、
長男と次男が4歳、6歳になってしまいました。
そんな時に、転機となったのが、
母のタヒです。
私が中2の時にリウマチになり、
身体中が痛くなる&薬漬けになってしまい…。
その後、私が大学生の時に
乳がん(かなり進んでる)が分かって、
長男3歳、次男1歳の時に亡くなった母。
そんな母のタヒから、
だんだんと気持ちが復活してきた中で、
「人間いつかタヒぬ」
「私もいつタヒぬか分からない」
「だったら、今、後悔しないように生きたい」
という気持ちが強くなりました。
更に、考えないようにはしていたのですが
「高齢出産にさしかかる時期」
「35歳を超えたら、思うように採卵できないかもしれない」
「お金は後で稼げばいいけど、子供は後から希望できない」
という現実を直視するようになり。
半ば焦ったように踏み出して、
全部の会社とやり取り(zoomや電話)して、
B社に決めて採卵、移送を進めました。
途中、1度目の輸送で男児の胚が9割で心が折れ欠けたり。
何度も採卵しても採卵数が減って悲しくなったり。
貯金が数百万単位で減って、落ち込んだり。
旦那とケンカすることもありました。
でもなんとか続けられたのは
「今しかできない」「後悔したくない」という気持ちが
大きかったように思います。
ぶっちゃけてしまうと、妊娠中は
マタニティーブルーみたいなのもあり、
せっかく女児を妊娠したのに
「この子がもし障害を持って産まれて来たら、家族に迷惑がかかるのでは?」
「36歳で産んで、この子の何歳まで見守れるんだろうか(母が60前に亡くなって、父は50代で脳出血で運ばれたので)」
「産まずに皆で旅行を楽しんだ方がお金の使い道が良いのでは?」
「赤ちゃんがいたら、息子たちと遊べない?」
なんて、色々思ってしまったり。
ほんの少しですが、後悔もあったんです。
でも、今は
待望の女の子を、この腕で抱くことができて。
好きなだけ可愛い服を着せることができて。
胸が息で上下するのを見るだけで愛おしくて。
「頑張って良かった!!!」
「挑戦して良かった!!!」
と思っています。
この気持ちが、今後どう変化するのか分かりませんが、
生後2週間検診から帰ってきたので、
ちょっと気持ちをまとめてみました。