8月になり、
がんの告知を受けてから、
ほぼ丸3ヶ月がたった。


まだ、
それだけしか経ってないの⁈

て、まだ思う。


ここ1ヶ月くらいは、
平和に暮らしてきたけど、

最初の2ヶ月が濃いすぎた。



今は、
がんであることを忘れるほど、
これといった症状もなく
普通に過ごしているけど、

たまーに、
がんなんだよなぁ、と
思いにふけるときもある。


といっても、
がんはもう受け入れてるから、

落ちこんだり、
暗くなったりすることはない。



妻もどうやら
メンタルの峠を越えたみたいで、

この前、

「知らない間に、
がんがなくなってるような気がする」

と言った。


そうでありますように、
という願いではなく、

がんは、
本当の問題に
気づかせるための
ダミーであり、

その問題が解決されれば、
がんはなくなる(必要なくなる)

ということを
信じている上での言葉だった。



妻が
この域に達しているのも
驚きだけど、

僕も、
そう思っている。



夫婦揃って、
見ている次元が同じで、

根拠なく、
大丈夫だと信じている。



なんか
我ながら、すごいよね。


まだ、
たったの3ヶ月だよ?






その問題は、
それを乗り越えられる人にしか
やってこない

というのを
聞いたことがある。



まさに、
そうかもしれない。


もし僕と妻が
逆の立場だったら、

今ほど
受け入れられてないかもしれない。


妻が苦しむ姿をみたり、
亡くすかもしれないということに、

僕は多分、
耐えられないような気がする。


ましてや、
自分の子供とか、ほんと無理。





がんになったのが
自分でよかった。