毎日、
がんよ治れ〜
て念じながら
過ごしているわけじゃない。
むしろ、
自分ががんであることを
忘れてるときの方が多い。
食事やなんやと、
毎日決まったことを
ただ粛々とこなしている。
で、たまに
買物や息抜きで
外出したり、外食したり。
適当に楽しく過ごしている。
がんになったことで、
ある程度の制限はできたものの、
不自由さを感じることもないし、
困ってもいない。
人生において、
自分の生きる道を歩いているときは
すべてが順調に進み、
道を外しているときは
困難に悩まされるんだとすれば、
僕はがんになってから、
多くの人たちが支えてくれて、
多くの人たちが愛をくれて、
もうこれが
自分の道なんだと思えるほど、
なにも困ることなく進んでいる。
きっと、
がんになることで、
自分の道へ戻してくれたんだろう。
だから、
遅かれ早かれ
こうなっていたと思うし、
この早めの歳でなっていて
よかったとも思う。
それくらい、
あまりに気づきが多い。
感謝。