今の世の中、
2人に1人は、がんになると言われてる。
平均年齢は分からんけど、
まあ、僕の場合は47歳と、ちょっと早い。
自分の親も健在で、
がんになってないし。
息子が先にがんになるて。
いろんな本を読んでる中で、
面白い一文を見つけた。
僕なりに解釈すると、
がんになったのは、
自分のこれまでの人生を
見つめ直すチャンスをもらったってこと。
だから、ラッキーなんだと。
だって、即死じゃなかったんだから。
この即死じゃなかった、
てのが、妙に気に入って。
その通りだなあ、と。
確かに、
これまでの人生、
めっちゃ振り返ったし、
おかげで、
なにが歪んでたのか分かったし、
独りじゃないし、
他人の大切さを感じ、
まわりの愛を感じて
けっこう泣いたし。
まあ、
命かけるほど切羽詰まらないと
気づかないんだろう、お前は!
って、神様か本当の自分かに
言われたみたい。
器用な人なら、
そこまでしなくても
気づくんだろうけど、
なんせ、不器用なもんで…
そして、
がんを愛しなさい
ていう言葉も、心打たれた。
がん細胞も、
自分の一部なんだと。
自分の細胞が、
ちょっとグレちゃっただけで、
殺すとか、
やっつけるとかじゃない。
闘うんじゃなく、
愛を送るんだ、て言ってた。
この考え方も、すごいよね。
でも、ほんと、そうだと思う。
楽しく生きれるなら、
がんと共存でも構わない。