紹介状を書いてもらったのが金曜日だったので、
週明けの月曜日、早速西神戸医療センターに行く。
ここでの最初の診断は「肺炎」とされ、
まず1週間分の抗生剤を処方される。
1週間、薬を飲み続けてみて、
本当に肺炎だったら改善されるだろうし、
もし、何の変化もなければ、他の病気を疑って、
その方向で治療を進めるとのことだった。
で、1週間が経ち、診察をうけ、
レントゲンを撮ってみるも、何の変化もなし。
体調は、そこまでグッタリはしてないけど、
呼吸が浅く(大きく息が吸えない)
とにかく咳が辛かった。
そのせいか、ろくに睡眠がとれず、
寝ついても2〜3時間で目が覚めてしまう。
2度目の診察で、何の変化もなかったため、
肺炎ではないのかな、ということで、
数日後にCT検査を行い、
それをみて、また1週間後に診察します、とのこと。
この、まるで危機感のない、
ひとつずつ可能性を消して行こうとするのんきな消去法的診察と、
患者(僕)の顔を見ることなく、
聴診器で胸の音も聞こうともせず、
パソコンのモニターだけをみて
パソコンに向かって、淡々としゃべり、
カルテの入力作業に一生懸命な、
ただ作業をしているだけのような、
そんな医者に2回診てもらった帰り、
すぐに違う医者に診てもらおうと、
僕と妻は、相談せずとも、
それぞれ心の中で決めていた。