『オブリビオン』 | 映画・出来事備忘録

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観た映画の感想や日々の出来事などを書きます。備忘録的な。映画は洋画ばっかりネタバレしまくりなのでご注意を!

昨日観に行って参りました、


ジョセフ・コシンスキー監督作品『オブリビオン』



西暦2077年。60年前に起きた異星人スカヴとの戦争により地球は荒廃し、人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされていた。そんな中、地球にたった二人残った元海兵隊司令官ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)とヴィクトリア・オルセン(アンドレア・ライズボロー)は、上空から地上を監視する平凡な日々を送っていた。ある日パトロールの途中で彼は、墜落した宇宙船の残骸から謎の女性ジュリア・ルサコヴァ(オルガ・キュリレンコ)を助け出す。彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にするものの、その記憶は途切れ途切れのものでしかなかった。そんな時、2人は突然何者かに捕えられ、ジャックは連れて来られた先でマルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る男と出会う。自分以外にも地球で生きる者がいた事に驚くジャックに、マルコムは「ある真実」を告げる。そしてこれが、ジャック自身と地球の運命を大きく変えていく事になるのだった…。



ネタバレ全開で行くので注意です!



面白かったですー!!


一番面白かったのは、砂漠でジャックがもう一人の自分と遭遇するシーン。トム・クルーズ同士の取っ組み合い!wwwかなりシュールな絵面でしたw家で観てたら爆笑してたと思います。映画館なので我慢した。かなり笑えます。


ストーリーに関しては爆発炎上はあるけど何しろ登場人物が少ないので、終始静かな雰囲気で進んでいきました。寝不足の人はたまにうつらうつらしてしまうかもしれません。


荒廃した地球でジャックが見つけたオアシスは、本当に良いところでした。静かな湖畔と草木と鳥のさえずり。レコードなんかもかけちゃったりしてとてもいい感じ。


いくら放射能汚染の危険があるからって、パートナーがくれた草花をもらってすぐ、プレゼントしてくれた本人の前で捨ててしまうのはひどいですー。ヴィカ。でもヴィカは最後まで救われない感じだったので少し悲しい。49番のジャックが消えて52番のジャックがオアシスに行きましたが、52番のヴィカはタワーに残ったままなんでしょうか?


ジュリア役のオルガ・キュリレンコは綺麗でグッドでした!


ラストに関しては、私は好きです。オアシスで目覚めたジュリアの心情を思うと少し悲しいですが、ジャックはジュリアに生きててほしかったんですよね。ジュリアと60年前に結婚していた本物のジャックはもういないけど、ジュリアにとっては49番のジャックも52番のジャックもジャックであることには変わりないんだろうな…。切なくて余韻が残る良いラストだったと思います。


自分が起きたら60年もの年月が流れていたって、想像するとかなり怖いです。『キャプテン・アメリカ』みたいな。


砂漠の上でもトム走りは健在でしたー!それでは!!