昨日は、
ジョナサン・デミ監督作品『羊たちの沈黙』を観ました!
女性ばかりを狙った巷を騒がせる連続猟奇殺人事件の犯人、バッファロー・ビル。女性FBI訓練生クラリスはバッファロー・ビルの心理面でのアドバイスを仰ぐために、人肉を食べるという猟奇的な連続殺人を犯した元天才精神科医ハンニバル・レクター博士のもとを訪れる。彼はバッファロー・ビルの正体に関する情報を解明するのと引き換えに、クラリスに自身の過去を語らせようとする…。
アカデミー賞主要5部門をすべて受賞したといういわゆる傑作扱いをされている映画なのでかなり期待して観たのですが、うーん。個人的にはイマイチでした。
バッファロー・ビルの正体は観客には分かる作りになってるから特に衝撃もないし、大した展開もなくFBIの女性捜査官見習いに簡単に射殺されてしまうし、驚くような伏線も特になかったし、また観たいとは思いません。
つまらなかったわけじゃなく観てる間はそれなりに楽しめてはいたんですが、終わったあとに何だったんだろう…という気持ちが。内容をすっかり忘れたころに観れば、また楽しめるような気がします。名作映画だけど、自分には合わないみたいで少し残念。
アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクター博士のサイコパスぶりは良かったです。殺した警官の顔の生皮を被って逃亡をはかるところはかっこよかった。
アカデミー賞の基準ってよく分かりませんな。ラジー賞の映画の方が楽しめます。『バトルシップ』とか、まだ観てないので早く観たいですー!