『リアル・スティール』 | 映画・出来事備忘録

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観た映画の感想や日々の出来事などを書きます。備忘録的な。映画は洋画ばっかりネタバレしまくりなのでご注意を!

今日は、


ショーン・レヴィ監督作品『リアル・スティール』を観ました。



かつては才能溢れるプロボクサーだった主人公チャーリー(ヒュー・ジャックマン)。しかし高性能ロボットが死闘を繰り広げる「ロボット格闘技」の時代が到来し夢を失い、しがないプロモーターとして借金をしては踏み倒すという落ちぶれた生活を送っていました。


そんな彼のもとに、赤ん坊のころに別れて以来の再会となる11歳の息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が現れます。チャーリーの元カノだった母親が死に、しばらくの間チャーリーが面倒をみる羽目になってしまったのです。


扱い方が分からず困惑するチャーリーに、マックスも心を閉ざしたまま。


ある日部品探しにこっそり侵入したゴミ置き場で、マックスはスクラップ同然の旧式ロボ"ATOM"を発見します。古くて小さくておんぼろなATOM。でもATOMには普通のロボットとは違う特別な能力が備わっていました。チャーリーとマックスはATOMを訓練し、ロボット格闘技に挑みます。様々な試合を経て、次第に父と子の絆を取り戻していったように見えた二人でしたが…。



どんなに殴られても蹴られても、不屈の精神で強敵に立ち向かっていくATOMかっこよすぎです。



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たれ目具合がたまらん…!



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ATOM最高ー!!!



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ウォッチミー!!!


ロボットと少年の心の交流って素敵。ロボット格闘技のシーンは本当にエキサイティング!!!手に汗握る展開の数々です。メタルとメタルがぶつかり合う音ってどうしてこんなに人を興奮させるんでしょうか…。闘技場のブルーに光る照明と観客のざわめきの演出がめちゃめちゃイイ感じです。


好きなシーンがありすぎて。


まずゴミ置き場でマックスが崖から滑り落ちていって、ATOMの突き出した腕に引っかかってぎりぎり助かるマックスのシーン。うわあああ…。ATOMとの出会いはやっぱり運命だったんだね…!ってことで鳥肌MAX。追いかけてきたチャーリーに救出してもらってからATOMを掘り出そうとして、「僕の恩人だ」「恩人は俺だぞ!」のやり取りに吹きました。


ATOMが初めて動き出すシーンもすごく好き。その様子を目をきらきらさせて見つめるマックスがまた素敵なんですよね。シャドー機能のおかげでこのシーンがめちゃくちゃ可愛いことになってます。顔を傾け合う二人可愛い…!この時のATOMが本当にタレ目で、すごく可愛いんですよねえ。二人の交流が、ここから始まります。


ATOMとマックスの絡みはどれもこれもすごく好きです。真夜中の散歩とか、シャドー機能があったからこそできた二人のダンスとか、ATOMには感情は無いはずなのに友情を深め合ってる感が出ていてたまりません。


チャーリー、始めのうちは掛け金を踏み倒したり、マックスの親権を10万ドルで売ったり、本当にダメな親父なんですよね。でもマックスがATOMを純粋に信じ抜く姿や、そのおかげで数々の試合で実力を発揮していくATOMをずっと一番近くで見ていて、だんだんと変わっていく。マックスに対する感情も、最初とは違ったものになっていきます。その変化を敏感に感じ取っていたのは他ならぬマックスであって、その証拠に再会以来ずっと「チャーリー」と呼んでいたのに、ゼウスとの試合後初めて「父さん」って呼ぶんですよね。このシーン最高。


ゼウス戦で周りの音が遠くなって全てがスローモーションになって懸命に拳を振るうチャーリーを目に涙をいっぱい溜めて微笑みながら見つめるマックスのシーンがありますが、この時のマックスの心情を考えるともう…。


ゼウス、敵ながらすごくかっこいいんですよねえ。黒光りしてるボディーと、グリーンに光る目がいかにも強そうです。


今回はレンタルで観たのですが、何でBD買ってないのかちょっと自分でも謎なくらい好きな映画です。メカが登場する映画はどれもこれも好きなので、他にも良い作品がないかなあって常々思ってます。『トランスフォーマー』『アイ,ロボット』『ターミネーター』くらいしか思いつかない…。メカのてかりをもっと堪能できる映画は他にないでしょうかね…。探し続けます。


BDには映像特典も入ってます。未公開シーン集のチョウのエピソードはすごく良かったです。素敵。でも本編に入れるとやっぱりちょっと話の筋がブレちゃうかなあ。本当に良いエピソードだったからもったいない気もしないでもないけど、あの形で本編を編集した監督さんの読みはすごいと思います。


NG集は撮影現場がどれだけ和気藹々としていたかがよく伝わってきます。ゴミ置き場の南京錠が破れなくてヒューが「今こそウルヴァリンの出番じゃないか!」みたいなことを爆笑しながら言ってたのが面白かったwダコタゴヨくんのセリフ忘れが可愛かったです。リッキーは劇中では嫌なやつだったけど、セリフ噛んじゃったりして役者さん本人は愉快で楽しい人っぽかったです。


さっきは字幕で観たので返しちゃう前に吹き替えでもう一回観たいですねー!字幕じゃないとダコタくんの日本語セリフ、「ミギ、ヒダリ、アッパー!」とか聴けないんですが。吹き替えはマックスがすごく小憎ったらしいので可愛いんですよねw


それでは、今日はこの辺で!