『ツーリスト』 | 映画・出来事備忘録

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観た映画の感想や日々の出来事などを書きます。備忘録的な。映画は洋画ばっかりネタバレしまくりなのでご注意を!

今日の日曜洋画劇場は、


フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督作品『ツーリスト』でした。



アメリカ人旅行者のフランク(ジョニー・デップ)は、恋人と別れた傷心を癒すためにヴェネチアを訪れようとしていました。パリからヴェネチア行きの列車に乗っていたとき、謎の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)と出会います。


そしてエリーズに言われるがまま、ヴェネチアの超一流ホテルにチェックイン。夢のような一時を過ごします。


ところが夜が明けると、エリーズは消えていました。がっくりしたフランクですが、突如部屋に二人組の男たちが侵入。銃を持ったその男たちから、フランクは必死の思いで逃走します。



なぜフランクが襲われることになったのか。


なんと彼はエリーズの恋人で誰も顔を知らないという大物犯罪者と同一人物とされ、捜査当局と巨大なギャング双方から命を狙われるはめになってしまったのでした。


フランクとエリーズは、二つの手強い追っ手が仕掛ける罠の数々を生き延びることができるのでしょうか…!



というお話でした。



オチでポカーンとしてしまいました。急にストーリーから放り投げられたような感じ。


えっ?えっ?と思っているうちに映画は終了。うーん。ちょっと…。


映画として全くつまらなかったというわけではないんですが、オチをもっとどうにかして欲しかったかなーと思いますね。


フランクにはせっかく数学教師という肩書きがあるんですから、数学の知識を駆使して金庫の暗証番号を当てるとか…。もちろん解くヒントはエリーズが持ってる。


フランクがピアースだなんて安直すぎますし、それまでの伏線も何もあったもんじゃありません。


もっと上手に伏線を張ってくれたりしてたら、素直にびっくりして「なるほど!」と思えてたかもしれないのに。と、残念な気持ちです…。


オチがいまいちだっただけで、他は面白かったです。ジョニーデップの顔が白くないのも新鮮でした。


私はジョニーデップはそこまで好きじゃないので、メジャーな白塗りジョニデ映画しか観たことなかったのですよー!


ボートに乗りながらエリーズとフランクが追っ手を振り切るところ、コミカルで面白かったです。


あと、ジョン・アチソン警部役のポール・ベタニー!超良かったです!


ポールベタニーって名前はすごくよく聞くんですけど、出てる映画って、アイアンマンとアベンジャーズくらいしか観たことなかったんですよー。しかもどっちも人工知能の声としての出演ですしw


だから人間体の、というか俳優としての、べたにを見たのはこの『ツーリスト』が初めてです!イケメンでした!ごちそうさまでした!


映画(のオチ)はイマイチだったけど、べたにが非常に良かったのでパーフェクトです。


フランクをからかうべたに、良かったです。あのからかい方、フランクにとっては洒落にならんですよね。こわすぎw


『ツーリスト』の感想終わり!!


えーっと、日曜洋画劇場は最近『バイオハザード』シリーズに頼りすぎだと思うんですがどうでしょう。


さすがにもうバイオはいいでしょ…って感じです。


半年にいっぺんくらい放送してますよねー。


確かにバイオシリーズは好きだけど、そろそろ他の映画にも放送時間を割いてほしいもんです。


出来れば、80・90年代くらいのアクションとか、2000年代初期のころの洋画とか、ちょっと古めのを…。


日曜洋画劇場のスタッフさん、ホントよろしくお願いします。



明日から学校が始まるので、今日は早く寝ます。おやすみなさーい!