昨年11月に放送された、NHK「トップランナー」のビデオを、
ようやく見ました。
面白いですね、可愛いですね、宮崎あおい。
この番組の中で一番興味深かったのが、
「篤姫」撮影中に、同時進行で撮影してたという、
映画「少年メリケンサック」でのエピソード。
監督である宮藤官九郎さんが、紹介してくださったんですが、
宮崎さんが、虎のプリントの入ったTシャツを着て、
手で中から虎のプリント部分を押して、「ガオー！」と
セリフを言うシーン。
本番の興奮からか、虎から少し外れた部分を押してしまうんです。
で、セリフを言った後に、ちょこんと、また虎の部分を押すんです。
宮藤さんが、「何度見ても、このシーンは笑える。
本番で、ちゃんと（押すことが）出来なかったことが
悔しかったんでしょう。自分の中で、釈然としないことが
イヤなんでしょうね。」と解説されてました。
宮崎さんが、それを受けて、
「合ってます。言ってること。自分が気持ちわるいなと思うと
隠さない。隠してやると気持ちわるくて、結果的に
よくないことになってしまうので・・。」
なんか、宮崎あおいの本質が見えた気がしました。
過去の作品って、様々なものに出演してるじゃないですか。
それこそ、「ケータイ刑事 銭形愛」とか（笑）
で、こういう気持ちがなかったら、今のポジションよりも、
おそらく、別のポジションに立ってたような気がします。
映画「少年メリケンサック」（2月14日公開）で、
ぜひこのシーンを、確認してみてください（笑）