
9日間で「容疑者室井慎次」「ロボッツ」「NANA」
「サマータイムマシンブルース」の4本を鑑賞。
まず「容疑者 室井慎次」(八嶋さん扮する灰島弁護士の
似顔絵を添えています)
今日、本広監督の「サマータイムマシン~」を観たんですが
やっぱ監督が本職の人は違うなという印象。
「容疑者~」の君塚監督は、映像によって想像させる方法に
こだわったと言われています。
たとえば、光と影のライティングで想像させる・・
ということらしいです。
ただ、正直想像できてしまいました。
「室井さんの勇気の炎が消えそうだ」というセリフの後、
灰島弁護士事務所の暗闇の中で、消えそうな室井さんの表情・・
そこへ田中麗奈扮する小原弁護士が入って来て、光が射す・・
狙いはわかるんですが、室井さんが寡黙なキャラクターだけに
もっと自然な演出法法の方がよかったのでは?
それから室井さんの大学時代の恋人の日記が、ブログで
公開されています。
http://blog.odoru-legend.com/index.php?diary_id=10
その「Diary 野口江里子の日記1983-1985」が、
20日に講談社から緊急発売されるということです。
「サマータイムマシンブルース」 出演 瑛太、上野樹里ほか
最高でした。舞台劇の映画化と言う事で期待はしてたんですが
期待以上でした。映画でこんなに笑ったのは初めてです。
タイムマシンものということで、大きなオチがあるのかな?と
思ってたんですが、小さなネタのオンパレード。
想像してなかったもの、慣れてくるとわかるものと色々小ネタが
あります。僕の自慢は、途中でリモコンがどこから出てくるか
わかったこと(笑) ま、誰でもわかるか。
DVDが発売されたら速攻買います。繰り返し楽しめる事請合い。
まあ、その前に劇場で、あと2回は鑑賞したい。
あ、上野樹里の「自然な」背中に、萌えます(笑)
「NANA」 出演 中島美嘉、宮崎あおい ほか
原作も全く読まず、予備知識を持たず鑑賞。
現在の中に、過去をうまく挟み込んだ流れなんですが
凄くわかりやすい、「楷書」的な表現。
おそらくお話としては、コミックス中盤くらいの内容で、
続編も見据えた、イントロダクション的なものではなかろうか。
ただ今回観た4本の中で、唯一「嗚咽」を漏らした(汗)
レンとナナの列車での別れのシーン。
カメラの角度最高!ナナの倒れ込む姿最高!
このシーンは、脳裏に焼き付いた。これぞ映像美!!!
ちなみに今、僕は「NANA」に、ハマってしまっています(笑)
「ロボッツ」日本語吹替 草なぎ剛、矢田亜希子 ほか
ストーリー的には、ビッグウェルド博士が、何故あんなに
急に、味方になってくれたのか、ちょっと違和感。
僕が見逃してしまっただけか?
キャラクターデザインするにあたって、まずはガラクタや
廃品を集めて、そこから機械のカタチの面白いものを
選んだだけあって、出てくるロボットの造型には
ホント脱帽。勉強になりました。