昨年大学受験だったわが息子。
前期試験は不合格、後期試験に合格し、後期試験大学に通っています。
あれから一年が経ちました。
昨日3月10日は、昨年の前期試験大学に落ちた日。
3年間頑張った受験勉強でしたが、第一志望の前期試験大学には届かなかった日。
昨年のことなのに、昨日の3月10日は迎えるのが辛かったです。
あの辛かった気持ちをやっぱり思い出したから・・・。
一年も前のことなのにね。
昨日の11時過ぎに、
「合格発表何時からかな?」と当事者息子。
やっぱり、彼も思い出したようです。
「合格発表は、12時からだよ」と間髪いれずに答えられる私。
母も去年の今日を思い出していると彼にはわかっています。
お互いにどこの大学の話か大学名を言ってないのにね。
なんだか、3月10日は命日みたいに思い出すんですよね~
3月10日の合格発表で不合格がわかって、後期試験は2日後の3月12日。時間がありませんでした。
慌てて、後期試験大学の後期用の赤本を買いに書店に行きました。
買ってないってどうよ?というツッコミができるほど家庭内に余裕はありませんでした。とにかくなぜか家族全員で赤本を買いに大型書店に行きました。
彼は悔しくて、悲しくて、絶望の中、
何か考える隙を与えたら、「なんで落ちたんだろう」と永遠に考え、自暴自棄になり、全てを否定しそうな精神状態でした。
「今はとにかく後期試験を受けに行かなきゃ」
それだけを考え、一心不乱に買ってきた赤本を解いていました。
正直言って前期試験大学の入試問題より簡単に感じてしまい、
「こんなに簡単でいいのか?何か裏があるのか?」とか
「なんかばかにされてる」と
いつもなら考えないような精神の混乱もありました。
後期大学の入試問題には決して文句はありません。とにかく彼の精神状態がおかしくて錯乱していたということです。普段思わないことを考えたり、とにかく何も信じられなくなっていました。
決して、入試問題や大学に対しての批判ではありませんので、そこはお間違いなくご理解ください。
今年の前期試験で不合格になってしまい、失意のどん底の精神状態で後期試験を明日受験する受験生や保護者の方々が今年もいらっしゃるかと思います。
今とても辛いと思います。
だけど、明日はとにかく全力を出し切ってください。
とにかく全力を出し切る!!!
それだけできたら、いいのです!
頑張れ!!!