歳を取ったせいか4時に目が覚めた。

トイレに行ってまた寝ようかと思ったが、そういえば、RTの任意保険をかけていなかったことを急に思い出し、三井損保ダイレクトのサイトから保険の契約を行った。

しかし、発効は翌日かららしい。

まだ朝の4時なんだから前日の深夜ととらえてもらって、今日からの発効にして欲しいところだが、デジタルの権化とも言えるネットの世界でそれはやはり無理な話ということか。


結局なんだかんだで5時半ぐらいになってしまい、これから寝たら起きるのは10時過ぎになる恐れが大いにあるので、この際ちょっと走りに出かけることにした。

任意保険未加入だからとにかく安全第一、しかも天気はどうもすぐれないが、午前中は降水確率20%なのでなんとかもつだろう。


昨日に比べると冬に逆戻りしたような寒さの中、いろいろと着込んだ末に目指す先は榛名湖にした。

ついでに伊香保温泉でひとっ風呂浴びてきても午前中には帰り着くだろう。


3月8日に開通したばかりの太田桐生ICから北関東自動車道に乗って渋川伊香保ICを目指す。


たまげた。


これがRTか。


想像通りの、つーか想像以上の高速移動快適度だ。

もちろん風を巻き込むのでクルマより快適、とは言い切れないが、ひょっとしたら国産のフワフワしたクルマより疲れないかもしれない。

風は巻き込むが向かってはこない。

むしろ、背中を強烈なフォローの風で押される感じだ。


しかもエンジンが全然出しゃばってこない。

頑張ってるぞ~、みたいな雰囲気が微塵もない。

もちろん、ライダーの姿勢も一般道となんら変える必要がない。


これには思わずニンマリしてしまった。

これならマジでどこまででも行けそうだ。


ところが関越に入ると前橋付近から雨が当たり始めた。

駒寄PAに寄ってすぐ近くに見える筈の榛名の山々の方を眺めたが、雨に霞んで見えない。

これ以上天気の悪いであろう北に向かうことは諦め、カッパのズボンを穿いて、急遽このPAで降りて赤城を回って帰宅することにした。


赤城山の何面を通る国道353号線は部分的に結構ワインディングになっているが、RTはその図体から想像できないくらいよく曲がる。

まだ私がテレレバーとシャフトドライブに慣れていないせいで、本来の曲りの3分の1も発揮できていないと思うが、それでもよく曲がる。


赤城では有名な、でも初めて訪れる千本桜を鑑賞した。

太田ではすっかり桜は散ってしまったが、ここでは正に今が満開。

でも空は、雨は落ちていないものの花曇りで折角の桜の色がはっきりしないのが残念。

9時前なのに既に駐車場は満杯に近く、すれ違う人が「2月下旬並の気温だな」と言っている声を聞いて、体感的に一層寒さが増した感じがしたので、早々に帰ることにした。

今頃まだ家人は寝てるだろう。


約130km走って10時頃に帰宅したのだが、朝の4時から起きているせいもあり、12時頃になると感覚的にはもう夕方か?みたいに思ったように、全くもって長い一日だった。


桜のトンネル

花曇りと言えば聞こえはいいけど