先日オーダーを頂いたS様A様カップルのマリッジリングです。
ノマディックライフさんご紹介のお客様です。
真鍮のサンプルですがこんな感じ☆

何パターンかのタガネを作ったのですがやっぱりコレが一番いいかな。

因みにココが重要、2本合わせたときにハートになるようにとのこの部分。
いい感じではないでしょうか。
素材はPTかWGとのご要望ですが、色々考えた結果、やっぱりPTが良いかな。
まだ完成ではないですが喜んでもらえるといいな☆
そして全然話は変わりますが4年前にアメリカを旅したときに知り合ったインディアンのdaveと最近またちょこっと連絡をとったので、当時の事を思い出したりして。
LAから反時計回りにぐるっと2ヶ月アメリカを廻る旅の前半にニューメキシコのタオスに寄った時の事。
サンタフェからタオスに到着しとりあえず宿泊施設を探す。
めぼしい所を見つけたものの、街から歩くにはちょっとなぁ~って距離やったけど、「まあそれはそれでおもろいかも」とか思いながら田舎道を何とかヒッチで到着。
その日はそのまま飯食って寝て、さて次の日。
朝早くに起きてじっとしてられない欲求がモリモリ湧いてきて、「よし街に出よう!」と思い宿泊施設の従業員に確認したところ、やはり街までの移動手段が車しかないらしく、都合合わずに”しゅん・・”としながらもヒッチで街へ。
乗せてくれたのは二人で、歩き→車→歩き→車みたいな感じで到着。
何となくザックリ街を廻り、炎天下の中あまりの暑さにマックへ。
コーラを吸って一息つきながら(アレ・・・・このまんま行ったらまた帰りもヒッチやん・・・。便乗させてくれる人ちゃんと探しときゃよかった・・・・)とか思ってる時に声をかけられたんよね。
英語よくわからんけど、
「お前が昨日来た日本人か?歩いてここまで来たのか?」みたいな感じで。
よくよく聞いてみると別の人間が街から車で帰る途中に、俺が歩き→車→歩き→車してるところの[歩き]の部分を目撃してて、その話を聞いてたらしく声をかけてくれたらしい。
そっから知り合ったのが彼dave brush。

アメリカインディアンのシャイアンって部族の血筋。
都合つけて車で色々連れていってくれたし、メシ(肉が好きで毎晩の様に食ってる)もごちそうになったりかなりお世話になったのです。
そしてインディアンの音楽やダンス、あとはビーズワークが彼の生業。
よく海外にも行くらしくパスポートがスタンプだらけやったな。
この体で、

こんな繊細なビーズワークを作るのが少し面白いけど。
にしても作品は素晴らしかったのです。
そして、

やっぱりこのスウェットロッジが一番の彼との思い出かな。裏の森から手頃な大きさの枝を拾ってきてこんな風に。
もともとやる予定やったみたいで俺も興味津々やったので一緒に作ることに。
土ほって穴あけて枝を組む前に、daveが太鼓を叩きながら別のインディアンのおばちゃんが真ん中でセージを燃やしながら歌を歌ったり(言葉は全く分からんかったけど)、セージの煙をふりかけられたりって事もやったりして。清めるって事かな。
そして次の日。いつの間にか用意していたデカ石を、裏手から持ってきた木と一緒にカチンカチンに熱くなるまで燃やし、骨組みに隙間なく布を被せ、中央のピットに焼け石を入れて完成。
男女10数人で中に入り、真っ暗の中daveが歌った後いよいよスタート。
「まあいわゆるサウナっしょ!こちとらチビッ子の時から健康ランド行ってたぜ!」っとかちょっとなめていたのが大きな間違いやったね。
daveが柄杓で真ん中の石に水をかけた瞬間から
「ーーーー!!!!!!!」って感じ。
吸い込む空気、吐く息までエライ熱くてホンマに普通のサウナとは全く比べもんにならんような熱さ。
しかも途中でdaveがフェザーのウチワで中の空気勢いよくまぜまぜするから(熱い風呂でかき回されるように)、こんなもん体こわすわ!ってくらいもっと熱くなるし。
マジで野生の荒行サウナ。
それを途中休憩入れながら何回か繰り返してようやく終了。
皆ヒーヒー言いながらシャワー浴びにいってたし。
にしても終わった後はスッキリ爽快やったね。
その次の次の日にdaveはスェットロッジのお礼に肉を貰いアリゾナへ。
俺はアルバカーキへ。
こんな感じで書いたけど、様々な意味のあるインディアンの昔からの伝統的な儀式でこれからもずっと続いていくといいなあ。
そんでやっぱりまたアメリカ行って同じようにスウェットロッジやりたいなぁと思うのです。
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