「函館」に出かける。
ぎりぎりまで「足」(海峡線)が確保できるか確認、
余震の中留守に出来るのか判断、
昨日、出かける覚悟を決めた。
「海底で電車が止まった時のために、
ホッカイロ、非常食の準備♪」(子供達)
電車は間引き運転で当初予定の一番電車ではなく2番電車、
函館で昼食の予定だったが、開演時間ギリギリの到着のため
車内で食べる弁当を作る。

リハーサルの時買った「強飯」冷凍は停電の時も
雪の中で守る。
「ゼンマイと糸コンニャク・豚バラの炒め煮」「ミカン」
「ほうれん草のゴマ和え」 「玉子焼き」 「大根ビール漬け」
仕事の息子と共に(息子には「豚バラ焼き肉弁当」)早めに
街へ出る。
時間があるので喫茶店へ。。。。
朝食後の「バナナケーキ」は贅沢過ぎる
が、久し振りの長いつきあいの喫茶店
甘すぎずソフトなケーキで、声に元気を?

「プログラム」で時間を確認、
動きをシュミレーションだ。

孫と「いないいないばぁ~」の生活中心だったから、
読み込みが足りない気がするが、
せめてギリギリまで目と心で読もう。
原稿は「本」そのものをコピーして貼るのではなく、
打ち直したり、人によっては手書き、
使わなくなった本に貼り付ける。
そう言えば「入学式」や「卒業式」で生徒の呼名用に
一人一人の名前を書いて練習したな。
9:28 青森発 → 11:38 函館着
当初、三連休で少ない自由席、座れるかなと思っていたが、
全席自由席に変更した「スーパー白鳥」の各車両には
数名の客、車内販売の人もいっこうに売れないカートを
押して何度も行き来だ。
海底トンネルを抜け、函館の街が見えてきた。。。。

函館の駅前も閑散としている。
大型の個人タクシーに乗り込み会場に向かう。
こちらも朝市場など津波の被害を受けたが、
ガソリンスタンドに行列はなく、
「配達します」の幟が静かに風になびいている。
リハーサルの時に撮った写真をいただく。

このメンバーに、今日は札幌から来た方々と楽屋で会う。
元々このフェスタは札幌からスタートしたものだ。
都会ゆえのすそ野の広さ、「朗読」のグループは数多く、
横のつながりを大事にして、「朗読」の楽しさを伝えている。
音楽を取り入れたり、昔語りあり。。。。レベルは高い♪
函館の主催者のTさん(写真前列中央)は70歳、
地道に「読み聞かせ」に取り組み、グループ同士の
連携をとろうと元気いっぱい動きまわっている。
あたたかく細やかな心遣い、本当にありがたい。
12:50 黙祷
そして「Tさん」の「神無月」(宮部みゆき)でスタート
時代物が似合う落ち着いた声
目を閉じると宮部ワールドが映像となる
2番目の私達は「群読」
作品は「ノアの住む国」
何度も何度も読んできたが、
震災後の今、現実味が感じられる内容に、
言葉に声に思いをのせる。
「色ぽい」、「切ない」、「コミカル」。。。。
様々な語りに、
声を出したいと言うきっかけではじめた「朗読」の楽しさを、
しっかりと感じる。
予定では終了後の「交流会」に参加だったが、
電車が間引きされたため、16:30 会場前に
来るとき頼んでいた個人タクシーが待っている。
「今日はあれからほとんどお客さんが
なかったんですよ。。。」
淋しい駅に降り立つ。
函館 17:07 → 青森 18:56
車内販売が来ると、皆は「ビールね。。。」
「私は珈琲。。。。」
もうしばらく飲んでいない麦酒、娘の顔が浮かんでくる。
「ごめん! ビールもね」
皆でキーンと冷えたビールで乾杯♪
何かをやり遂げた後のビールの美味さよ。
「つまみ」に買ったのはこちら。。。。
車内販売の女性は深々と頭を下げて
「ありがとうございます♪」

初めて食べた「ホヤの燻製」は美味しい♪
箱の裏を見ると「石巻」で作られたもの
かみしめながら。。。。少しずつ。。。。
出来るだけ長く手元に置くつもり
車内のテロップ放送に、
「石巻で10日ぶりに2人救出」
出かけて良かった。。。。。