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  仕事を始めて間もない頃、ボーナスを貰い、
「清水の舞台」から飛び降りる買い物をした。
「原本ほるぷ世界の絵本」
アメリカ、イギリス、イタリア、スイス、ドイツ、
中国、インド全22冊。

 今ほど気軽に、外国の絵本、特に発展途上国の絵本は
入手するのが困難な時代だったから、「ほるぷ」の
このシリーズは大事な仕事をしていた。
 
 絵を眺めるだけで楽しい。
子供が生まれて、日本語に訳し読み聞かせた。
英語はなんとかなるから、その他は「雰囲気」で!

 しかし、楽しんでいたのは私の方だった。
仕事についた娘が、「自分が小さい頃読んだ絵本
が必要になったの。。。。送って欲しい。。。ほら!
”ぐりとぐら”とか好きだったな。。。」

 親の思い入れは、なかなか伝わらないのが世の常。

 大都市に出かける機会があると、本屋を訪ね、外国の
絵本を買い続けた。「白ウサギと黒ウサギ」は大好きな
絵本のひとつ。だから翻訳され、話題になった時は、
嬉しいような、ちょっとさみしい複雑な気分。
「良いものは良い」
独り占めしておかないで、分かちあうのが良い。

 今、手元にないから、きっと誰かにプレゼントしたのだ。

 写真は「FREIGHT TRAIN」
目の前を、貨物列車が、汽笛を鳴らし、蒸気を吹き上げ、
走り抜ける。。。。

Freigh train freight train going so fast.......