「30歳までに何をするか」山田智彦

簡単に会社を辞めるのではなく、会社を利用して自分を向上させる!

1.自分の確率
①スペシャリスト型でもゼネラリスト型でもなく、「T型の人間」になる
②何かを深堀する前に、その周囲を浅く広くならす

2.自分の求められる役割を知る
①自分の年齢・資格で何が求められるか
②次のステージでは何が要るのか

3.与えられた役割に不安があっても、自分の能力を拡げるためのチャンスだと捉える

4.自分が会社に求められているものと、現在の貢献度を知る

5.チャンネルを多く持つ
①多様な人と交流し、考え方や自分をどう見ているのかを聞く
②食事などで聞いた話をメモする
③タテ・ヨコといった直接の利害関係にない、ナナメの人脈を築く
④嫌な仕事も楽しい仕事に価値観を転換する。その努力が自分の力になる

6.無能な奴ほど悪知恵が働く
①普段からスキを見せず、誠実に行動する

7.上司のタイプを掴む
①大まかに指示するタイプ、細かく指示するタイプ、中間タイプの3つに分けられる
②大まかに指示するタイプが要注意。言われたことの何倍も調べる根性が要る
③人間関係が一番大事。どのタイプともうまく付き合うこと

8.実力を認めさせる努力をしているのか?


要は今の「仕事」を自分がどう捉えるのか、「刺激と反応のスペース」とも言うべきか、自分をどう向上させるかを常に考えている人が成功できるのだろう。
チャンネルを多く持ってみんなの意見をフィードバックすることで好循環させていく、というのがなるほどと思った。