先日、総務省統計局より「品目別年間支出金額及び購入数量(二人以上の世帯)」が発表された。
政令都市や県庁所在地がモデルだが、県民性を表しているような気がする。
統計局は様々な種類の調査を行っているが、「家計調査」は話題になりやすい。
早速、昨日TVではさかんに報じられていた。
話題はパンとコーヒーについてで
いわゆる挽豆をドリップして飲むコーヒー(缶コーヒーなどは含まれない)。
コーヒーとくれば相方は「パン」
こちらは全体で4位、食パンは3位、食パン以外のパンでは3位になっている。
挽きたてのコーヒーとパンのブレックファースト、お洒落な感じがします。
大津市は湖西地方まで合併して湖国最大の都市となっているが、他府県からの移民が多い。
従って駅前にはマンションが並び、京阪神のベッドタウンになっている。
かって、ピアノやパソコンの普及率№1だったこともある。
他の食料品は「肉類」も多い
関西では「肉」は「牛」のことを指し、「肉まん」とは呼ばず「豚まん」という。
なんせ「近江牛」の生産地だけあって消費も多い。
「豚肉」も嫌いではないが、全国では20位。その加工品である「ハム」は5位の消費量
面白いのである。飲酒においては、日本酒33位、ワイン28位と控え目で、禁煙率は3位
ちなみに高いのは、1位東京2位京都
よく話題になる「ボランティア」は8位、ガーデニングは11位、
睡眠時間は同率の35位(後ろから7番目)で通勤時間が影響しているように思える。
かって司馬遼太郎は、渡来人の血の影響を色濃く受けており、計算に優れていると評した。
近江商人を生み、デパート・総合商社の魁となった。
倹約精神が身に染みていて、「近江商人が通ったあとはぺんぺん草も生えない」と言われる。
しかし「売手よし」「買手よし」「世間よし」の三方よしの県でもある。