昨日は第3日曜日、「父の日」でした。
世間では、わたくしの世代は「祖父(じぃじ)」と呼ばれることが多いでしょう。
「じぃじ」になっても、子から見たら「父親」に変わりないでしょう。
子どものころ「母の日」はあっても(知っていても)、「父の日」はありませんでした。
幼心に、紅いカーネーションと、白いカーネーションがあることが嫌でした。
クラスに母親のいない同級生がいたからです。
「母の日」は、1908年米国で「アンナ・ジャービス」という女性が亡くなった母を追悼するために、教会で白いカーネーションを配ったのが始まりと聞きます。
1910年ウエストバージニア州知事は、5月の第2日曜日を「母の日」と宣言します。
1914年全米に広がり、同日を「母の日」と制定しました。
そんな動きの中、「ソノラ・スマート・ドット」という女性が
『母をたたえる日があるならば、父をたたえる日があるべきだ』と訴えます。
1910年6月19日に、初めて「父の日」の祭典が開催されたそうです。
広く周知されるようになったのは、1966年に第36代大統領「リンドン・ジョンソン」が「父の日」称賛する大統領告示を出して、、6月の第3日曜日を「父の日」と定めたそうです。
日本には1980年代に商業施設が、販売戦略の一環として父の日を取り上げ「ベストファーザー賞」を設定したことから広まったと言われています。
バレンタインデーの経緯に似てますね。
アメリカは「母の日」と同じく、紅いバラと白いバラとなっていますが、日本では黄色いバラか向日葵だそうです(どちらもいただいたことはありません)。
娘からは年に3回プレゼントいただきます(誕生日・ホワイトデー・父の日)。
内容を考えるのにも疲れますよね(催しごとにアイテムが決まりだし、誕生日は衣類とか)
初夏の「父の日」は暑気払いの〇〇になっています。
大切に味わっていただきたいと思います。