隠された記憶 ☆☆☆ | 鑑賞日誌

隠された記憶 ☆☆☆

監督:ミヒャエル・ハネケ  2005年/119分 フランス・オーストリア・ドイツ・イタリア
出演:ダニエル・オートゥイユ 、ジュリエット・ビノシュ


衝撃のラスト、この事件に息子が関係しているのか!?というのは、確かに驚きなのですが、
そうだとしても??な展開、色々な解釈ができる映画でした。


裕福で幸福そのものに見える家庭に潜む暗い闇。

この映像は誰が撮っていたの? と犯人探しをしてしまいましたが、そういうことではないのか? 笑

子供心に芽生えた、ちょっとした出来心。それが、一人の人の人生を大きく変えてしまったとしたら?

彼は本当にマジッドだったのだろうか?
本物のマジッドに話を聞いた他の誰かで、成功した白人(社会全体に)に復讐?

幸せそうな家庭に入り込んで、すこしずつ亀裂をつくって崩壊させていくのが目的だとしたら?

と色々な事を考えさせるのが、監督のねらいのような気もします 笑