出典:www.tobikan.jp/exhibition/h27_monet.html



Salut mon amis!(やあ、みんな!)

先月27日の翻訳のコーナーでも告知したとおり、今日「モネ展」のレポートをアップしますね

この展覧会では、モネの作品のコレクションでは世界一を誇るマルモッタン・モネ美術館の協力で、モネとその他の芸術家の作品が約90点出展されています。

僕はこの展覧会を心待ちにしていたので、東京都美術館へ向かう途中、周りの風景を見ては、「自分だったらこの場面をどう描くかな」と、さながらモネになった気分でいました。(もっとも僕自身絵心ゼロですけどね。









さすがに印象派の巨匠の展覧会とあって、会場内は人でごった返していました。

待ち時間に数十分費やしてしまいました。(ちなみに絵画展で入場待ちを経験したのはこれがはじめてです。)

でもいざ入場してみると、中にはこれまで見た印象派の作品でも有数のものばかりが展示されていたので、その場にいるだけでも幸せでした。

どの作品も素晴らしかったのですが、僕個人そしておそらく来場者の方々の多くも今回の「モネ展」のパンフレット(茶色)の表紙にもなっていた「印象、日の出」をベスト作品として挙げるはずです。



出典:www.ntv.co.jp/monet/


この作品は、モネの知名度が低く、印象派の存在自体世間が知らなかった時代に、1874年4月15日にパリで有名なナダールの写真館の二階で開かれていた「第一回印象派展」に、出展された一枚です。

「印象、日の出」は画家の故郷フランス北西部の都市ル・アーヴルの港を描いたものです。

当初の題名は「日の出」だったのですが、このタイトルではあまりにもそっけないので、美術批評家ルイ・ルロワがモネに魅力的な名前を頼んだところ、画家は”印象”の二文字を加えました。

この作品のタイトルのこの二文字から「印象派」の名前が生まれたわけです。

「印象、日の出」以外にも最高のモネの作品が12月13日(日)までこの場所に展示されているので、このブログを読んで「モネ展」の存在を知った方々は迷わず足を運んでください。

Merci pour la lecture de mon blog et à bientôt!
お読みいただきありがとうございました。それではまた!