今日は、朝から調子が悪い。

 

 朝食をすまして、かたずけをしたら、ごろんとコタツで横になる。いつもの通り8時になったので、掃除を始めようと、起きかけたのだが、体が重い。うーーん、ダウン。

 

 そのまま動けなくなってしまった。ということで、今日の掃除はおさぼり。

 

 コタツで9時半までうつらうつら。これも、気候の影響か。何しろここのところの、気温の変化はえげつない。まるでジェットコースターだ。暑さに弱い私には、最近の気温の急上昇はこたえる。

 

 おまけに今日は黄砂の襲来。アレルギーを持つ妻は、しんどそう。私も花粉症が出始めたので、黄砂の影響も受けているのかもしれない。

 

 今日はジムは無理かな、と思っていたがしんどそうだった妻が、準備を始めて、私にも行くか?問いかけてきた。お、へばってると思ったのに、根性あるな。でも私はしんどい、よー行かんかもしれない。と答えようとしたが、旦那の意地が叫ぶ。これは負けるわけにいかない、と。

 

  もう根性で、からだを引き起こす。

 

 トイレに行ってきて、お茶を一杯。少し体に血が巡ってきた。これはエンジンがかかるかもしれない。

 

 洗面所で、巾着袋に着替えの下着と靴下をつめ、スイムバッグに水着と,キャップ、ゴーグルにバスタオルを入れる。準備をするうちに、頭の中で起動音が響く。

 

 きゅるキュルキュル、きゅるキュルキュル、ぼぼぼ,ボっ、ぼ、ぼっ、バババババ、バウン、バウン。 往年のソレックスキャブ装着の気難しいDOHCエンジンの始動の音だ。

 

 よし、行けるぞ。ということで、妻に「わしもいくわ。」と声をかけた。

 

 二人して玄関を出て86に乗ろうとする。・・ン、86も黄砂をかぶって茶色い水玉模様、うへっ、こんなところにも厄介者が。

 

 気を取り直して乗り込んで、スターターボタンを軽く押す。こっちは最新の電子制御直噴エンジン。水平対向4気筒のツインカムは一瞬で目をさます。

 

 妻を乗せて、一走り。あっという間にジムに到着。

 

 ありゃ、駐車場はガラガラ、エントランスの人も心なしか少ない。これも黄砂のせいかしら。そういえばテレビの天気予報では、不急、不要の外出は避けるように、言っていたな。

 

 まあ、ここのジムは空気清浄機も装備しているようだし、問題なしとしておこう。

 

 着替えて泳ぎだしたら、いつもの調子が出てきた。

 

 ただ、完調ではないので、持ち時間は長めに。気持ちよく泳ぐことを心がけて水をかく。水の感触をしっかり楽しむ。

 

 終わってみたら、今日は軽めにと思っていたのに、結局いつも通り3200m泳いでいた。

 

 上がってシャワーを浴びて、露天風呂へ。空は晴れているのだが、やっぱり白くにごっている。まあ、これも春の風物詩。風流といえば風流なのかもしれない。ただ、中国の汚染物質が混じっているのはいただけないが。

 

 まあ、気持ちいい運動ができたことで良しとしよう。

 

 帰りに、丸〇製麺によって、嫁さんはかけうどんの暖かい方を、私はとろたまうどんの冷たい方を、注文した。考えてみれば、なるほど季節の変わり目のチョイスかもしれない。天ぷらもおいしかったし、満足満足。

 

 明日はジムは休み、さあどう過ごそうかな。