断食道場五日目。午後。
 今日は極めていい天気。窓から見える景色は
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 ということで昼からは、道場の車で外出に連れて行ってもらった。
 行先はウェルネスパーク五色。

 回船問屋 高田屋嘉平を記念した公園で景色は
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中には。オートキャンプ場や、運動施設もある立派な公園だ。

 洋ランを栽培販売している温室もあり。なかは花盛り。
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また、淡路島出身の大作者 阿久悠の あの鐘を鳴らすのはあなた の曲の歌碑があり、カップルがならせる鐘もある。
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淡路島でデートをお考えのカップルにはお勧めのポイントかもしれない。

 散歩から帰ったら、同室のHさんと話が政治の話になり、気になったので自民党の憲法草案を覗いてみた。

 問題点がいっぱい見えてきた。

 まずやっぱり憲法九条。見かけは国防軍を設置して国を守る。というごく当たり前のように見えるが、憲法九条の肝である戦争放棄の考え方が、すっぽりと抜け落ちている。それどころか集団的自衛権を保証し、他国の戦争にもかかわれるようになっているのだ。

 また、公共の福祉が公に置き換えられている。公共の福祉なら、国民全体の福祉ととらえられるが、公と聞いてピンとくるのは滅私奉公の考え方。国のためなら、自分を滅してでも戦えっていう戦前の考え方がもろに見えてくる。

 さらに緊急事態条項が設けられ、政府が緊急事態と判断した場合は、法律を停止したり、法律並みの政令を閣議決定できるようになっている。一見問題なさそうに見えるが、問題は緊急事態を宣言するのが政府なので、時の政権の都合のいいように
、緊急事態が出せる仕組みになっていることだ。例えば、極端な話、国会前で大規模な集会やデモが行われ、これを政府が緊急事態とみなせば簡単に政権に権力を集中できる仕組みになっているわけだ。

 ほかにも、基本的人権を定めた97条をばっさり削除するなど、突っ込みどころは満載だが、ここではこれぐらいにしておこう。とにかく、そんなこんなで結構時間が過ぎてしまい、DVDを見る時間が無くなってしまった。

 夕方は、例によって丹田呼吸の会。横に坊主頭の修行僧然とした人が来られ、背筋をピンと伸ばしてびしっと呼吸をしておられる。それを見てついつい邪念が出た。案の定うまくいかない。これど心身一体の表れか。心が乱れると体も乱れるのがよくわかった。(笑)

 丹田呼吸の会の後はお楽しみの夕食
 今日のメニューは
  加齢の煮つけに、小鉢が一品、あとおかゆ。これまたぺろりと完食した。

そんなこんなで日が暮れて、ベッドでこれを打っている。
 まあ、暇があるからいろいろ勉強できるわけで、今日はそれなりにためになった一日だった。
 ただ、自民党の憲法草案を読んで、背筋が寒くなったのは事実。これは黙っているわけにはいかないと強く感じた。
 というわけで、こっちのほうは、別のブログで論じることにしよう。興味のある方は探してください(笑)