通夜の日
お母さんが長年住み慣れた我が家を出る日
もうすぐお別れ
行っちゃうんだね
やだよ
亡くなってからもお母さんが好きなATSUSHIのCDをかけてきた
この部屋から出ちゃったらもう聴けない
この体では帰ってこれない
しかし通夜当日やはり慌ただしい
時間が無情にも過ぎていく
15時のおむかえの時間があっという間にやってきて、業者がお母さんの体を包み連れていく
やはりその光景は見るに耐えられない
お母さん、、
式場に着くとこんなブースが出来ていた
本当は生きているうちに部屋いっぱいのマーガレット持ってきたかった
なんでもっと早く気づいてあげられなかったかな、、
心残り
16時になると親族が集まりお母さんの納棺が始まった
妹のみーちゃん、土屋さん、名取家のみなさん、吉田家のみなさんが見守る中
お母さんの顔を優しくみんなで拭く
そしてお母さんの化粧
口に綿を詰めてもらい少し当時の面影が出てきた
そしてウィッグ
抗がん剤治療で毛が抜けて、それから生えた髪の毛も白髪だったし、昔みたいに整える事もままならないで闘病してきたお母さん
奇跡的にもマイラがウィッグを持ってきて、あーそれっ!って一同大喝采
まるでお母さんに言われたかのような奇跡
キレイな顔だよお母さん
慌ただしく時間が過ぎ通夜開始の18時
次々と訪れる参列の友人の数に驚いた
本当にお母さんはみんなから愛されていたんだね
有難うの気持ちと、改めて母をリスペクト
式場は満員となったのべ約100人
主婦なのにすごい人数
人の価値は死ぬときに分かるとはよく言うけど本当にその価値を見せつけられた
俺には到底勝てないよ
会場はATSUSHIの赤とんぼが流れ哀愁
1時間ほどの通夜は焼香、そしてお経をいただきDVDでお母さんの思い出を流す
流石に涙は止まらない
そして無事に通夜が終わり親族での会食をして解散となる
父は1番辛いよね
俺たち兄弟が支えるから長生きしてね




