こんにちは。



6月に入りましたね。



今年も

半分過ぎましたか~



しみじみします。






一週間前

凍結胚移植の

妊娠判定でした。



あっさり結論を言いますと

残念ながら陰性でした。



尿で行う自己判定で

日をまたいで

二度検査しましたが

いずれも陰性。



今生の妊活終わったか~

もうこれで

本当に終わってしまうんだ…

と泣きましたね。



夫も泣いてるから

「ごんね、ごめんね」と言って

さらに泣きました。



子ども好きで

妊活に熱心だった夫には

心底申し訳ない想い。



奇跡ほどのことに

チャレンジしてるにもかかわらず

泣けるもんなんです。




移植後の

日を追うごとの

身体の変化は感じていて

下腹部がチクチクするとか

突っ張るとか

いかにもな体感覚があったのに

生理予定日の近くになったある日から

ピタッと違和感がなくなって

その二日後あたりに

まさかの下痢。



着床しないと悟った身体が

律儀にも排出に

向かっているようにも思えました。



この時点で

「ああ、これは終わったかもしれない…」

という覚悟は芽生えました。

 



移植なんて多くの人は

何度もチャレンジしていること。



それでも

わたしたち夫婦にとっては

最初で最後の移植と

位置付けていましたから

その道が断たれ

二人揃ってショックと呆然。



でも

偶然にもそこに

二人の共通意識があって

それが

「浸ろうと思えば浸れるけど、ね」

でした。



悲しみに浸ろうと思えば

いくらでも浸れるけど

なんかそれは違うよね~と。



ショックはショックだけど

呆然としてるのは

これからどう生きていこうか

わからなくなって

混乱してるから。



お互いダメージを癒しながら

毎日想いや考えを話して

それでも

二人だけのキャッチボールでは

発想の限界があると

すぐに気づきます。



そこにちょうど

月に一度行なっている

師匠先生との勉強会があったので

カウンセリングのような

コーチングのようなことを

やってもらいました。



わたしたち夫婦

それぞれの望むこと

考えを出し合い

整理していきます。



望んでいる対象は

はたして

「子ども」なのか。



そして

実子なのか。



夫は

対象の育っていく過程

成長が見たいと言うが

その成長する対象が

「おっさん」ではダメなのか。



わたしは

妊娠・出産がしてみたいと言うが

それは自分たちの

遺伝子じゃなきゃダメなのか。



愛情を注ぐ対象は

犬・猫ではダメなのか。



抽象度を上げ

あらゆる可能性を考え

すり合わせをしていきます。

 



以前からわたしには

個人的な感覚があって

それは

二人の間に子どもはやってくる

という感覚。



それが体外受精だと

思っていたから

違うというなら

それでは卵子提供なのか

里子なのか

アプローチ法はなんなんだ?

と。



まあ世間には

呆れられると

思いますけどね。

 



結局

話を詰めていった結果

もう体外受精は

やめようとなりました。



少しでも未練があったこと自体

カッコイイものではなかったのですが

同じことを繰り返しても…

と断ち切りました。



次に

以前は却下していた

卵子提供と里子を

あらためて再考。



卵子提供は

その労力

そしてやはり

他の方の卵子というのが

わたくし的に気分良くない。



行き着くところは

シンプルです。



夫は

自分の遺伝子を

残すことに関しては無関心で

でも他人の卵子は

「気にしないけどな~」と

言ってましたが

じゃあ精子提供だったらどうよ?

と聞けば

「あ~~~、複雑だ」と。



はい

そういうことよ!

世の男性も

ぜひともイマジネーションを。




そこで

里子案が急上昇。



わたしも

夫の遺伝子を残したいとか

自分の妊娠・出産の

経験なんかより

人様の子を育てる徳を

選んでもよいのでは

と思ってました。



ここで

選びたい種類としては

乳幼児を引き取る

「特別養子縁組」



がしかし!

師匠先生のところから

帰宅の新幹線の中で

調べたところによると

年齢制限でアウトのもよう!!



えっ?

マヂで?



これにはウケた。



移植がダメかもしれないと

悟ったあたりから

里子のことは真剣に考えていた。



本気でアリなのでは。。と思い

覚悟みたいなものも

芽生えていた。



のに!

こんな帰りの新幹線で

師匠先生に

「調べてみます!」と

イキイキ宣言した数時間後に

粉々粉砕するとは…



ホント

妊活に関して

わが家はことごとく遅いのよ

楽観過ぎるのよ

選択肢なくなっちゃったじゃない。



二人で笑いましたね。

 




さ~て

どうする?



これはもう

アレしかないね



そうだね

アレしかないか。

 





往生際の悪い

卒業の美学もない我々は

妊活続行で

自然妊娠を目指すことにしました。



カッコ悪い?



しかしそもそも

妊娠への道とは

活動だったのか。



終わりのあるもの

だったのか。



何周か回っての

原点回帰。



自然の営みに

戻ってみます。



もし

上手くいったなら

それは奇跡。



何もなくても

幸せな時を

重ねられるようにラブラブ



どんな時も

楽しく幸せな

人生にしていこう音譜



師匠先生から頂いたお守り

まだまだ大切に祀ってます