先週はサントリーホール。エストラーダ指揮フランクフルト放送交響楽団の演奏を聴いた。

曲目はラフマニノフのP協奏曲第2とマーラーの第5。

前半の協奏曲はいまひとつであった。

テンポがゆったりすぎたのと、オケがバックに徹しすぎて今一つ魅力が伝わらないからだ。

 

しかし、休憩を挟んでのマーラーはよかった。

出だしはオケに硬さが見うけられたが、アタッカで始まった2楽章から段々と熱を帯び始めた。

こうなると止まらない。

解釈は現代風の癖のないものだけど、決まるところでドンと決まるからおもしろい。

そのまま歓喜のフィナーレへなだれ込む!

エストラーダの指揮は明確でフレンドリー。

この人の元で演奏していると、音楽をやっている喜びを存分に感じるんじゃないかな。

ウィーン・フィルの定期に招かれるわけだ。どこかドゥダメルを彷彿させるし、今後の成長が楽しみな指揮者だ。

アダージェットは美の極み。透明でそれなりに重みのある弦はこの世のものではなかった(褒めすぎか)。

そういえば昔このオケでマーラーの第6を聴いたことを思いだした(指揮はインバル)。

それも圧倒的名演で大満足だった。

 

 

あと一つのマーラーは春先位かな。

大野和志と都響による第3交響曲。

じつはこの曲を実演で聴くのはこれが初めて。

数日前にこの公演に気づいてチケットを確認したら少しあったので即買う。

なかなかチャンスないもんね。

いやぁ、これも良かったねー。

特に2楽章と3楽章。かわいらしく美しい音楽。うっとりとたのしんだ。

アルト独唱も雰囲気があったし、お腹一杯になったよ笑。

久しぶりに都響を聴いたけど、十分な実力だ。有名なプレーヤーも多く見うけられるし、いいオケだね。

 

 

 

と、最近は演奏会といえばマーラーだけど、実は普段はブルックナーに移っている。

きっかけはネルソンスとゲヴァントハウスによる第3。

この演奏がまた素晴らしいんだ!

おれには馴染みのない曲だからスコア片手に聴いていたんだど、おもしろかったねー。

楽想がやさしい。適度な複雑さもあっていい曲だよ。

 

そこでブルックナーの演奏会を探したんだけど、案外少ないのね。

今はあまり人気ないのかね。

そういえばオケのチケットの売れ行きも思わしくないようだ。

今秋に来日するウィーン・フィル。

東京公演は完売だが、その他公演はだいぶ余っている。

以前ではとても考えられないことだ。

経済的に余裕がないのに外来チケットの高額さは変わらないからね。

この問題、これからもっと難しくなると思うよ。