今朝、電車でスコアを手にスヴェトラのチャイ5を聴いていた。幸いいつものラッシュはゆるく音楽に集中できた。この演奏、おれはサントリーホールで生で聴いていた。当時もその濃厚で爆発的な演奏内容に圧倒された。そして今朝も同じく圧倒され、おもしろすぎてアドレナリンが出まくった。それにチャイコのスコアの素晴らしいこと!こうきてああなってそこでそうなるか!!とその上手さに感嘆しっきり。
やっぱ演奏ってのはこうでないといけない。聴くものの魂を激しくゆさぶり興奮させてくれるもの。好みかもしれないがおれには絶対条件だ。“ザ・グレート”だったらクナとウィーンのやつ。マラ9ならバーンスタインのベルリンかイルラエル盤。そういう“あく”の強いのがいい。思えば人も“あく”が弱くなってきた。おじいちゃんとかと話しているとパワーがすごい。おれなんかそのパワーをもらったりするくらいだ。反対に若い人は優秀でマジメだけど“あく”は薄い。でもこの前観た映画“帰ってきたヒトラー”をすごい“あく”だった。あれをつくれるドイツは健全だ。ものすごいブラックユーモア満載。世の政府なんかけちょんけちょんにやっつけていて気持ちいい。またそれが危ない兆候だという結末も意味深い。