電車内のドア上の電光掲示板、「総武快速線遅延 新小岩駅にて人身事故のため」。これが今でもたまにでる。この駅では事故防止のため、警備員を常時10人近く配置し、目をくばっている。身を投げる人はこの厳重な警備の目をくぐって実行するのだから、いったいどうやって?とまず思う。その次の市川駅には警備員の姿を見たことがないから、この駅に集中しているのだろう。江戸川を渡るまでが東京だから、身をなげる人はおそらく都内の人なのか。江戸川を隔てた市川には馴染みがないから、東京のギリギリのところでやる。そういう心情もあるのかもしれない。
それにしてもこの国のいつまでも自殺率は高い。ある国際機関が発表した幸福度ランキングでは日本は51位だった。もちろん先進国では最下位。理由はたしか「他人への配慮(やさしさ、配慮、関心)が足りない」だったか、そんなところ。調査機関はよく見ている。実際、人情があるというより、自分さえ、という面の方が大きく、また、閉鎖的な国民性だとおもう。電車内の隣にいる人との距離感は、実際のそれよりはるかに大きな溝を感じている。51位は順当な評価だ。
 
国連の核兵器廃絶の云々について、それまでの姿勢をくつがえし、日本は参加をしない意向をNHKニュースでは伝えていたが、内容はいたって薄い。ダイジェスト的な表面でしかない。反対に報道ステーションでは問題の核心にちゃんと触れる。NHKの政権寄りの報道は会長がかわっても相変わらずで「おもしろくない」を超えて、この国営放送は大丈夫なのか?完全に政府のプロパガンダに陥っていないか?そうなるとNHKスペシャルの信憑性(信頼性)もおれのなかでは揺らぐ。メディアの重要な役割は政府批判。暴走しないよう過大すぎるほどの目を配り、常に釘をさすような報道が健全なはず。こうしたNHKの姿勢は、この国の情勢を示すひとつの指針となる。