人は毎年何枚のCDを買うのか。最近はおそらく減ってきているだろう。クラシックファンでもその傾向はあるに違いない。おれなんか今年1枚も買っていない。なにしろ金がない。しかも欲しいのは高い。HarnoncourtとBerlinerphilharmonikerのSchubert全集はいくら?二万円弱はするんじゃないか。これでは盗むしかない、いや、それで捕まったらつまんない。では借りよう。図書館で。ただし人気だからか予約数がハンパない(だいたいみんな普段シューベルトなんか聴くのか?)。でも黙ってその列に並ぶしか手はない。そしてやっとおれの番がまわってきた。半年以上待った。その感想についてはまた後日。
CD。昔はよく買った。そのライブラリーはいまもそのままある。昔はあまり関心がなかった演奏が今になって輝きを増すのもある。スラヴァと小澤さん(レコードアカデミー大賞受賞おめでとうございます)ロンドン響の組み合わせのプロコフィエフ、これは本当にすごいということにようやく気がついた。冒頭のチェロの勢い!あれはスラヴァならではの表現!
それと落語の“八伍朗の出世”はいいねー。江戸っ子のバカっぶりは爽快だ。志ん朝さんのもいいが、一昨日TBSラジオで演ってたのもおもしろかった。あの兄貴のバカっぷり!身分がはっきりしていたからこその落差。なんど聴いても笑う。古典落語はえてしてとんでもない方向に向かう。その懐のふかさにいつもうなる。予定調和じゃない。着地もそんなんでいいの?って具合だ。
