第一を聴いた(94年)。その充実ぶりにおどろいた。大阪フィルである。録音もよい。いや何よりも演奏が素晴らしい。濃厚で内声や低弦の主張もおもしろい。こういう演奏、最近おれは富に好きだ。スタイルは先のプレートルのベートーベンと通じており、慌てない、よく歌う、遠慮のないフォルテの迫力、曲のもつ本来の意味に肉薄している、ような。。
思えば彼の実演にはよく行った。都度、野暮ったいが深い感動を味わっていた記憶がある。あれは真似ではできない。もうあのような指揮者はいない。それは時代がそういうものを受け入れないからであろう。
思えば彼の実演にはよく行った。都度、野暮ったいが深い感動を味わっていた記憶がある。あれは真似ではできない。もうあのような指揮者はいない。それは時代がそういうものを受け入れないからであろう。