を久しぶりに観た(高校以来)。当時のおれはショックを受けたのかその影響で現在までアレックスを避けてきたようだ。しかし今ではショックはなく、この作品の持つ力に強烈に惹きつけられてとても興味ぶかく観た。それに認識も当時と異なっていた。ウルトラバイオレンスシーンは思ったより短く、その後の政府による人体実験・権力抗争へと変わる。とても政治色が強く、まるで現代社会を描いているみたいだ。
実験的な映像やキューブリックならではの重厚感、奥行き、間、音楽は、やはり凄い。今公開している映画も観てるけどあまり感想を言う気になれない。今回のように書きたい!と思うようなパワーのある作品がないのと、たぶんおれの疲れが日常的になっている事と無関係ではない。
それと音楽、これは聴いたことのない楽曲を率先している。ベルク、シマノフスキ、シェーンベルク等も聴くが(まだ)よくわからない。ただ従来の音楽はちょっとしんどいのだ。モーツァルトやベートーヴェンでも聴いたことのないのを選んでいる。
それと酒は弱いねー。でも飲まずにいられないから飲んでいるが、時にひどい倦怠感に襲われたりする。
意味もなく電車に乗ることもある。遠くへ行くが改札から出ない。また上りの列車に乗り引き返す。一人っきりになれるし、誰かと話さなくてもいい。うとうと眠れる。それに前と違って切符の確認に車掌が来ることもない。昔はキセルしていたから車掌が来るたびに車両を移ったもんだから寝てなんかいられなかった。その点はいい時代になった。